...且つ絶間なく私を鞭撻(べんたつ)してこの仕事を仕上げさせてくれたマアガレット・ダブリュー・ブルックス嬢に対して...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...鞭撻しても動かない...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...このとき市兵衛を鞭撻して「自分は君を信じて愛児を与える約束をした...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...按(あん)ずるに春琴の稽古振りが鞭撻の域(いき)を通り越(こ)して往々意地の悪い折檻(せっかん)に発展し嗜虐(しぎゃく)的色彩(しきさい)をまで帯びるに至ったのは幾分か名人意識も手伝っていたのであろうすなわちそれを世間も許し門弟も覚悟していたのでそうすればするほど名人になったような気がし...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...民団各路連合会では緊急会議を招集して当局(即ち外務当局)を鞭撻すべし...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...梃(てい)ヲ執ツテ以テ秦楚(しんそ)ノ堅甲利兵ヲ撻(たつ)スベシ……」米友としては...
中里介山 「大菩薩峠」
...鞭撻(べんたつ)することによって向上してくるからだ...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...その頃友人小林秀雄の鞭撻に誘はれて...
牧野信一 「ユリイカ・独言」
...無邪気なる悪行を懲らすにもこれを教へ諭すの法に由らずしてかへつて打擲し鞭撻(べんたつ)する者あり...
正岡子規 「病牀譫語」
...しかし、詩は、あらゆるものからぼくのことをかばい、ぼくを鞭撻して、またまた、青春をぼくに取り戻してくれて、恋愛までさせてくれたのである...
山之口貘 「初恋のやり直し」
...ぼくは女房を鞭撻しないではいられなかった...
山之口貘 「貧乏を売る」
...能面を売って手内職や薄給取りに転向している際にも翁は頑として能楽の守護神の如く子弟を鞭撻し続けていた...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...それは勿論その養父たる家元の鞭撻(べんたつ)指導の御蔭に相違ないのであるが...
夢野久作 「能とは何か」
...鞭撻(べんたつ)してやまないのである...
吉川英治 「大岡越前」
...苦言や鞭撻(べんたつ)を加えている...
吉川英治 「新書太閤記」
...その結果の御鞭撻とわかって...
吉川英治 「随筆 新平家」
...文晁(ぶんちょう)に鞭撻(べんたつ)され...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
...屯所へ報告するからな」と鞭撻(べんたつ)した...
吉川英治 「旗岡巡査」
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