...撰科に入つてから学んだことは正科の人々と何ら異なつた所はない...
丘浅次郎 「落第と退校」
...多く湖南に屬する地點を撰んで名附けてあるが...
近松秋江 「湖光島影」
...特に我青年諸氏に利益と快樂とを與ふるものを撰拔せり...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...杜撰(ずざん)な案内記ででもあればそういう失敗はなおさらの事である...
寺田寅彦 「案内者」
...このはなはだ杜撰(ずざん)な空想的色彩の濃厚な漫筆が読者の中の元気で自由で有為な若い自然研究者になんらかの新題目を示唆することができれば大幸である...
寺田寅彦 「自然界の縞模様」
...特にこの月魄を撰(えら)んだ訳(わけ)ではなかつた...
徳田秋声 「のらもの」
...庭で一丁(いっちょう)」新撰組の沖田総司(そうじ)は...
中里介山 「大菩薩峠」
...なんしろ、新撰組の方は、一人一人がみんなそれぞれ日本で指折りの使い手なんですから、たまりません」「近藤隊長は、今年三十五の男盛りでございます、近藤隊長は精悍(せいかん)そのもののような面貌(かお)をしておりますが、副将の土方歳三殿は色の白い、やさしい男ぶりでございます、沖田総司様も同様――ほんとうにあんな弱々しい二才風であって、よくまあ、ああも巧妙に剣が使えたものでございますなあ」沖田総司のことが、主としてここで話題の人気になってくる...
中里介山 「大菩薩峠」
...新撰組と名のついたお人ならば誰でもいいから...
中里介山 「大菩薩峠」
...そう撰(え)り好みをする程女房に重きを置くと...
夏目漱石 「それから」
...杜撰(ずざん)にそこへ触れる勇気がなかった...
夏目漱石 「明暗」
...「享保撰要類集」や大久保主水の「天正日記」の古地図を引繰り返して...
久生十蘭 「魔都」
...食物を撰ばずしてみだりに食(くら)えば毒にあたることあり...
福沢諭吉 「経世の学、また講究すべし」
...素人の杜撰(ずさん)なるものと同日に見るべからず...
正岡子規 「墨汁一滴」
...ノーツ・エンド・キーリース撰抄...
南方熊楠 「人柱の話」
...畢竟党から撰ばれて...
宮沢賢治 「疑獄元兇」
...細君が銘撰(めいせん)の不断着に着更へて...
森鴎外 「魔睡」
...これとは反対に川岸にいささかの平地ある場所を撰び...
柳田國男 「地名の研究」
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