...自分の寺の鐘を撞きながら...
有島武郎 「星座」
...撞木杖(しゅもくづえ)にすがった...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...二十八年の長きにわたって当初の立案通りの過程を追って脚色の上に少しも矛盾撞着を生ぜしめなかったのは稀に見る例で...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...球撞(たまつ)きに行かしてくれへんか...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...「一寸球を撞こうじゃないか...
豊島与志雄 「或る素描」
...鐘の音(ね)は長い余韻の後を追掛け追掛け撞(つ)き出されるのである...
永井荷風 「日和下駄」
...日没を合図に撞(つ)く鐘を一時間前に鳴らした...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...……比丘尼の手なら撞木擦(しゅもくず)れか数珠(じゅず)擦れ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...暑さに堪へないで外に出て鐘楼へあがつて諸人鐘を撞いた...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...浅草 二句浅草 二句天藤とかいてあん蜜売つてゐる刺青のある復員で蟹を売り交番のあとへ戦災一と世帯焼出された鐘撞堂に住んでをり不忍池...
正岡容 「東京万花鏡」
...賽銭(さいせん)を投げて鐘を撞く事であるといふてあるが...
正岡子規 「病牀六尺」
...破(わ)れよとぞ撞きたりける...
南方熊楠 「十二支考」
...その師友として待つた所の菅茶山の死に撞著した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...水の中に撞き放した...
カミイユ・ルモンニエエ Camille Lemonnier 森林太郎訳 「聖ニコラウスの夜」
...いかに矛盾撞着する思想を...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...清七は撞木杖を作ってくれたし...
山本周五郎 「さぶ」
...八幡鐘(がね)も明けの報(し)らせを撞(つ)いた...
吉川英治 「大岡越前」
...備えつけの撞木(しゅもく)でたたく...
吉川英治 「剣の四君子」
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