「摯」の意味
真摯な
小説での「摯」の使い方
...極めて眞摯な性格のみがこのことを成就し得る...
有島武郎 「水野仙子氏の作品について」
...行末怎(ど)うなるのか! といふ真摯(まじめ)な考への横合から...
石川啄木 「鳥影」
...痛みは即ち自分の眞摯な快樂であつた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...韻文の放送という真摯な実験を行えるようになるだろう...
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「詩とマイクロホン」
...意力の発現がこれほど真摯(しんし)に行われているものは少い...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...Y子そのささやきには真摯(しんし)の響きがこもっていた...
太宰治 「もの思う葦」
...しかも彼は往々にして――若しも彼が真摯であるならば――そこで『神の子を孕める悪魔』を捉えることがある...
種田山頭火 「赤い壺」
...彼は真摯なるが故に堕落したのである...
種田山頭火 「赤い壺(三)」
...真摯なのがうれしい...
種田山頭火 「一草庵日記」
...何といふ真摯だらう...
種田山頭火 「行乞記」
...肝腎な点はその組織の正しさ真摯さにあるのだ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...自らが其宗教的良心なり道徳の良心なりに對しては眞に眞摯であるかを眞面目に熟考して見なければならぬと思ふのであります...
朝永三十郎 「懷疑思潮に付て」
...その意固地な眼の悲壮な真摯(しんし)さは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...固(もと)より真摯なものとは云へなかつた...
夏目漱石 「それから」
...人間(にんげん)は熱誠を以て当(あた)つて然るべき程に、高尚な、真摯な、純粋な、動機や行為を常住に有するものではない...
夏目漱石 「それから」
...けれど真の哲学は他人相手の仕事ではなくして自己の魂の真摯(しんし)なる労作である...
三木清 「語られざる哲学」
...真摯(しんし)な興味をもって...
吉川英治 「親鸞」
...真摯(しんし)であった...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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