...今度は唯肩を搖つて...
芥川龍之介 「地獄變」
...と同時(どうじ)に一(ひと)つづしりと搖(ゆ)れて...
芥川龍之介 「蜜柑」
...彼等の世界には唯盲目なる動搖があるのみである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...客とゝもに搖れ撓む柱を抱き...
泉鏡花 「遺稿」
...昔(むかし)の人(ひと)の所謂(いはゆる)搖(ゆ)り戻(もど)しは...
今村明恒 「地震の話」
...光明の中に搖動(ゆれうご)きつつ廣がり...
ポオル・クロオデル Paul Claudel 上田敏訳 「椰子の樹」
...雲烟その間に搖曳す...
大町桂月 「遊羽雜感」
...車の搖れてゐる事は...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「若い僧侶の話」
...こんな低い位置についても榮之助は心を動搖せしめず...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...あるいは離れたりして搖れているように思われた...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...湖畔の崕には芝蓬が生えて其傍を過ぎる時はまだ濡れて居る四五本の芒の穗がゆるかに搖れて恐ろしい磐梯山の面を撫でるやうに見える...
長塚節 「鉛筆日抄」
...頭から足まで搖れ...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...もう秋風らしいものが周圍の木の葉をさわさわ搖すぶつて居るのを耳にひやりと聞きながら...
堀辰雄 「恢復期」
...葉のこはばりは搖れるに柔らかさを失くした...
室生犀星 「末野女」
...蓬生の枯莖が搖いで影を見せてゐるばかり...
吉江喬松 「山岳美觀」
...何等の動搖もなく...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...小搖ぎさへ立てなかつた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...彼を搖り眠らせた海...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
