「揚棄」の意味
矛盾対立する概念や事物が争い、より高い概念や事物を生みだすこと
「揚棄」の例文(場面別)
- ビジネスプロジェクトの進行において、不要なタスクを揚棄し、効率を向上させることが重要だ。
- 日常会話引っ越しの際に、使わない家具を揚棄して、新しい家をスッキリさせた。
- ニュース政府は、時代遅れの政策を揚棄し、新しい施策を打ち出す方針を発表した。
小説での「揚棄」の使い方
...その提案は揚棄しましょう...
...彼は自己の利益のために倫理を揚棄している...
...揚棄されたプロジェクトは別のチームに託されました...
...彼らは反乱を起こし、政府を揚棄した...
...彼女は過去を揚棄し、新しい人生を始めることを決意した...
...……一刻も早くアルコールとカルモチンとを揚棄しなければならない...
種田山頭火 「行乞記」
...早くアルコール揚棄の境地に到達しなければ嘘だ...
種田山頭火 「行乞記」
...そんなに自分が都合よく扱へるかな!私はどうやらアルコールだけは揚棄することが出来たらしい...
種田山頭火 「行乞記」
...私もやつとアルコールだけは揚棄することが出来ら(マヽ)しい...
種田山頭火 「行乞記」
...かなり世間を渡つてゐるのに本来の善良性を揚棄しえないほど善良な人間であつた...
種田山頭火 「行乞記」
...青白い句を揚棄せよ...
種田山頭火 「其中日記」
...昨日の揚棄、今日の誕生...
種田山頭火 「其中日記」
...からうじて揚棄したことである...
種田山頭火 「其中日記」
...いいかえればアルコールを揚棄したい...
種田山頭火 「雑記」
...彼はショーペンハウエルが揚棄した意志を...
萩原朔太郎 「ニイチェに就いての雑感」
...揚棄した秘密を解くためには不可欠の鍵である...
服部之総 「尊攘戦略史」
...彼らのスローガン「尊王攘夷」に鋭く内包された矛盾がいまや揚棄された以上...
服部之総 「尊攘戦略史」
...身辺小説を揚棄して...
平林初之輔 「昭和四年の文壇の概観」
...コロンタイズムは一応揚棄され...
宮本百合子 「新しい一夫一婦」
...いずれ永いジグザグの道を経た上でのことだろうが、女の幸福の問題はやがて次第にその局部的な、しかしきわめてその社会の基本的なありようと関係しあった特殊性を高めひろげ、揚棄して行って、いつかは人間の幸福についての具体的な条件の一つとして、女の幸福が扱われるようになって来るだろうと考えられる...
宮本百合子 「幸福の感覚」
...既成作家が揚棄しようとしている欠点を自分達の文学修業の出発点としたりするようなことがあれば...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...近い将来に揚棄する可能性を示すものであると思う...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...幕府が封建の思想を揚棄(ようき)して新しい理念のもとに新生面を拓(ひら)く時期だとすると...
山本周五郎 「新潮記」
便利!手書き漢字入力検索
