...彼はいろいろの事業に失敗した揚句...
芥川竜之介 「歯車」
...そして鋭(するど)い歯(は)をむき出(だ)しながら子家鴨(こあひる)のそばに鼻(はな)を突(つ)っ込(こ)んでみた揚句(あげく)...
ハンス・クリスチャン・アンデルゼン Hans Christian Andersen 菊池寛訳 「醜い家鴨の子」
...窮した揚句(あげく)...
太宰治 「惜別」
...散々思案に余った揚句...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...弟すなわち大尉は底の方へ沈むろくでなしなんじゃ」「大尉は零落の揚句...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...執拗(しつこ)い程質問を繰りかえした揚句(あげく)...
徳永直 「冬枯れ」
...誰も彼も挙つて美しからむと努めた揚句は...
永井荷風 「谷崎潤一郎氏の作品」
...もつと悪い場合を想像すれば、文学の雑文を書かうとして、何の文学に関するネタもない所から、どうも鬱々として、その揚句、「一体全体文学が陰気だぞ!」とばかり、昂奮してみせただけなのだ...
中原中也 「文学に関係のない文学者」
...放蕩の揚句家を追はれてゐた頃...
牧野信一 「鏡地獄」
...或晩あまりに花やかな酒盛の揚句...
牧野信一 「山を降る一隊」
...その場をさばいた揚句(あげく)...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...自分の不遇時代にせっぱつまった揚句の三十両の無心を安がどんなそっけなさで断ったか...
矢田津世子 「神楽坂」
...ヒイヒイあやまらせた揚句に...
夢野久作 「少女地獄」
...魚市場の魚(うお)を跳ね飛ばして散々に暴れ散らした揚句(あげく)...
夢野久作 「白髪小僧」
...それをたよりに調べた揚句(あげく)が...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...なんぞかんぞと絞った揚句(あげく)に...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...これも縄を解いてやった揚句...
吉川英治 「三国志」
...幸い合格はしたもののどういう関係かさんざ焦(じら)された揚句(あげく)...
蘭郁二郎 「穴」
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