...その可哀そうな年寄の猟揚番人を持ち揚げて柵壁を越し...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...これによって警察の道徳的な色揚げは...
戸坂潤 「社会時評」
...この弁当の菜が、油揚げ、湯葉と、きまっていた...
直木三十五 「死までを語る」
...このままで一同引揚げたり」こう言って...
中里介山 「大菩薩峠」
...おびただしい材木をどうして引き揚げるのかと心配して見ていると轆轤(ろくろ)を使って大木をひき上げ...
中里介山 「法然行伝」
...サア此方へ來るがいゝ」引揚げると縁側から見て居る赤井左門の前へ小腰を屈(かが)めました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いざ神田へ引揚げようという時...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...根津へ行つて、棟梁の辰三郎の家を搜すと、――どうなつたと思ひます、親分」「おれが知るものか」「つい先刻、殺されたといふ騷ぎぢやありませんか」「何?」「棟梁は大變な湯の好きな人で、朝行つて夜行く、――今晩も一人で町内の湯へ出かけて、それつ切り歸らないから内弟子が二三人で迎へに行くと、驚くぢやありませんか、藍染川(あゐぞめがは)に落ちて死んでゐるんで、引揚げて見ると、土手つ腹を一とゑぐり、辻斬にしちや變だが、棟梁は評判の良い男で、人に怨を受ける筈は無く、濡手拭をブラ下げて、誰が見たつて湯歸りだから、物盜りの仕業ぢやねえ」「わかつて居るよ、八」「誰の仕業でせう親分」「紫御殿を建てたのが惡かつたんだ」「えツ」「こいつは容易のことぢや下手人は捕(つかま)るまい...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...アラ厭(いや)ですよ……アラー御新造(ごしんぞ)さアん引」ト大声を揚げさせての騒動...
二葉亭四迷 「浮雲」
...……翌日未明網を揚げて沿岸に走った...
武者金吉 「地震なまず」
...塩とパセリ少々とへ泡立てた白身二つ分を加えた衣で揚げてもようございます...
村井弦斎 「食道楽」
...湯煮(ゆだ)った時鮎を取揚げて魚も汁も双方を冷(さま)しておいてその魚へ今の冷えた汁をかけて出します」玉江嬢「そうでございますか...
村井弦斎 「食道楽」
...どうま声で勝鬨(かちどき)を揚げさせて下さい...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...思わずアッと声を揚げた...
夢野久作 「冥土行進曲」
...そのやっかいな土左衛門を引き揚げにかかると...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...「おひき揚げだ」「退軍の貝が鳴っている」「さては...
吉川英治 「新書太閤記」
...うま煮、焼肉、丸揚げ、菜汁、果盆(かぼん)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...その髪を男立ちに揚げ...
吉川英治 「源頼朝」
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