「措定」の意味
ある事物・事象を存在するものとして立てたり、その内容を抽出して固定したりする思考の働き。また、推論の前提として、証明を経ずにある命題を主張すること。定立。
「措定」の例文(場面別)
- ビジネスプロジェクトの初期段階では、仮の目標を措定して進めることが重要です。
- 学術研究の仮説を措定する際には、既存のデータを十分に検証する必要があります。
- 日常会話旅行の計画を立てる前に、まず予算を措定しましょう。
小説での「措定」の使い方
...かへつて私がこれをこのやうに考へると措定すれば...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...この種の僞の措定と私に生具する眞の觀念との間には大きな差異がある...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...なぜならそのものは少くとも神によつて分離して措定せられることができるから...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...かえって私がこれをこのように考えると措定すれば...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...この種の偽の措定と私に生具する真の観念との間には大きな差異がある...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...今かかる神が一つ存在すると措定すれば...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...いかなる力によってかく分離して措定せられるということが生ずるかは...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...そこには恐らく何等か形而上学的な――措定的な――予想が必要であるように見える*...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...Aを措定することは全く自己の独立な・他から制肘されない・権利である...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...思考の自己規定――措定・テーゼ・――そのものを意味するに他ならぬ処の「ある」ことであって...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...思惟の自己規定――措定・テーゼ・――そのものとしての「ある」であって...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...πが云い表わす措定は判断(ヴィンデルバントに従えば判定)ではない...
戸坂潤 「性格としての空間」
...判断は措定されたものに加えられた判断である(私は今 J. Bergmann の言葉に従っている)...
戸坂潤 「性格としての空間」
...措定が判断に還元されたものがπであった...
戸坂潤 「性格としての空間」
...判断は措定に対して構成性も優越性も有つことは出来ない...
戸坂潤 「性格としての空間」
...判断は空間の判定であって措定ではない...
戸坂潤 「性格としての空間」
...死はひとつの「措定」であるとして...
久生十蘭 「海豹島」
...かやうなものにして初めて明證的に措定されることができ(evident-setzbar)...
三木清 「認識論」
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