...ゆつくり首を掉(ふ)つた...
アルチバシェッフ・ミハイル・ペトローヴィチ Artsybashev Mikhail Petrovich 森林太郎訳 「死」
...長く掉(ふ)った尾の先は...
泉鏡花 「悪獣篇」
...と諭せども病人は頭(こうべ)を掉(ふ)りて...
泉鏡花 「活人形」
...もう一度頭を掉(ふ)った...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...着物を引掉(ひっぷる)って神田児(かんだッこ)の膚合(はだあい)を見せてやらあ...
泉鏡花 「婦系図」
...身振(みぶり)声色(こわいろ)交(まじ)りに手を振り足を動かし眼を剥(む)き首を掉(ふ)ってゴンチャローフやドストエフスキーを朗読して聞かしたのが作中のシーンを眼前に彷彿せしめて...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...やはりその自然の流れに従って掉(さお)さして行かなければならぬ様になって来ている...
大隈重信 「婦人に対する実業思想の急務」
...勿体ぶつて一寸掉(ふ)つてみせた...
薄田泣菫 「茶話」
...」とバルザツクは大きな頭を掉(ふ)つた...
薄田泣菫 「茶話」
...「否(う)む!」と頭振(かぶり)を掉った...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...赤い顔をして頭を掉(ふ)る癖(くせ)がある人である...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...頭を掉(ふ)って外へ出てしまった...
徳冨蘆花 「漁師の娘」
...勉めて其生涯をして掉尾の活動あらしめ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...八(や)つ口(くち)の綻(ほころ)びから秋風(あきかぜ)が断わりなしに膚(はだ)を撫(な)でてはっくしょ風邪(かぜ)を引いたと云う頃熾(さかん)に尾を掉(ふ)り立ててなく...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...ほんの一寸(ちょっと)お愛想(あいそ)に尻尾を掉(ふ)るばかりで...
二葉亭四迷 「平凡」
...唯壮(さかん)に尻尾を掉(ふ)って鼻を嗅合(かぎあ)う...
二葉亭四迷 「平凡」
...帝朝に坐するごとに必ずまず尾を掉(ふ)って吠えて人を静めた...
南方熊楠 「十二支考」
...大いに掉尾(とうび)の繁昌を示したが...
山本笑月 「明治世相百話」
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