例文・使い方一覧でみる「捫」の意味


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...彼はぜひとも大きな奴を(ひね)り出そうと思ってあちこち捜した...   彼はぜひとも大きな奴を捫り出そうと思ってあちこち捜したの読み方
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」

...前面には江ノ島の列島波間に浮沈し、手をのばさば、之をすべし...   前面には江ノ島の列島波間に浮沈し、手をのばさば、之を捫すべしの読み方
大町桂月 「金華山」

...一日(あるひ)窟(あな)の口の日のあたる所に虱(しらみ)を(とり)て居(ゐ)たりし時...   一日窟の口の日のあたる所に虱を捫て居たりし時の読み方
京山人百樹刪定 「北越雪譜」

...またその死体(しかばね)に(さわ)るべからず...   またその死体に捫るべからずの読み方
太宰治 「正義と微笑」

...何もかも私のことが原因(もと)で屋形と着(もんちゃく)を惹(ひ)き起しているようなことをいって手紙をよこしていながら...   何もかも私のことが原因で屋形と捫着を惹き起しているようなことをいって手紙をよこしていながらの読み方
近松秋江 「霜凍る宵」

...私のために着が起る道理がないのです...   私のために捫着が起る道理がないのですの読み方
近松秋江 「霜凍る宵」

...三野村ともそんな着がたびたびあったくらいだから無論嫌いではなかったろうが...   三野村ともそんな捫着がたびたびあったくらいだから無論嫌いではなかったろうがの読み方
近松秋江 「霜凍る宵」

...随分(も)んで苛(いじ)めてやった...   随分捫んで苛めてやったの読み方
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」

...身上(しんしょう)をしまうしまわぬで幾度となく着(もんちゃく)した...   身上をしまうしまわぬで幾度となく捫着したの読み方
徳田秋声 「足迹」

...一ト着(もんちゃく)した後で...   一ト捫着した後での読み方
徳田秋声 「足迹」

...芳太郎がお袋と長いあいだ着(もんちゃく)したあげくに...   芳太郎がお袋と長いあいだ捫着したあげくにの読み方
徳田秋声 「足迹」

...一着(ひともんちゃく)してやらなくちゃ承知しない」お島はそれを考えると...   一捫着してやらなくちゃ承知しない」お島はそれを考えるとの読み方
徳田秋声 「あらくれ」

...蓋(そは)もし衣にだにも(さは)らば愈(いえ)んと意(おも)へばなりイエスふりかへり婦(をんな)を見て曰けるは女(むすめ)よ心安かれ爾の信仰なんぢを愈せり即ち婦この時より愈(いゆ)と鉛筆で書いてあり「昭和十九年三月二十九日午後八時四十分」とある...   蓋もし衣にだにも捫らば愈んと意へばなりイエスふりかへり婦を見て曰けるは女よ心安かれ爾の信仰なんぢを愈せり即ち婦この時より愈と鉛筆で書いてあり「昭和十九年三月二十九日午後八時四十分」とあるの読み方
原民喜 「忘れがたみ」

...が「十二年血漏を患へる婦うしろに来て其衣の裾にれり」という句に続くものであった...   が「十二年血漏を患へる婦うしろに来て其衣の裾に捫れり」という句に続くものであったの読み方
原民喜 「忘れがたみ」

...ソレは待つの待たないのと着(もんちゃく)の末...   ソレは待つの待たないのと捫着の末の読み方
福澤諭吉 「福翁自伝」

...馬の毛中の寄生虫を(ひね)る等の益もあらんか...   馬の毛中の寄生虫を捫る等の益もあらんかの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...夫に添い臥(ね)た所へ毎夜通い子を生まし大択(だいもんちゃく)を起す事あり...   夫に添い臥た所へ毎夜通い子を生まし大捫択を起す事ありの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...玄宗皇帝が楊貴妃浴を出て鏡に対し一乳を露わすを弄(もんろう)して軟温新剥鶏頭肉というと...   玄宗皇帝が楊貴妃浴を出て鏡に対し一乳を露わすを捫弄して軟温新剥鶏頭肉というとの読み方
南方熊楠 「十二支考」

「捫」の読みかた

「捫」の書き方・書き順

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