...捩(よじ)れた洗濯もののように...
泉鏡花 「瓜の涙」
...強ひて顔を捩ぢ曲げるやうにして笑ひを噛み殺した...
薄田泣菫 「茶話」
...顔を捩ぢ曲げるやうにしてにやりと笑つた...
薄田泣菫 「茶話」
...いよいよ捩(こ)じ開けられた...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...身体を捩(ねじ)って斜め後(うしろ)を向かねばならない...
中島敦 「環礁」
...敵の横腹を抓(つね)ろうとする彼女の手首は造作なく捩(ね)じ上げられた...
中島敦 「南島譚」
...小野さんは捩(ね)じ上げた五分心(ごぶじん)の頭を無心に眺(なが)めている...
夏目漱石 「虞美人草」
...早く買って置けば可いのに」と代助は水道の栓を捩(ねじ)って湯呑(ゆのみ)に水を溢(あふ)らせながら云った...
夏目漱石 「それから」
...自分は薄い髭(ひげ)を捩(ひね)って...
夏目漱石 「夢十夜」
...僕はマスクを捩ぎとろうとする...
原民喜 「鎮魂歌」
...パタ/\(あが)いてゐる鷄を攫(つかん)で首をおツぺしよるやうに引ン捩(ねぢ)ツてゐることや...
三島霜川 「解剖室」
...妙に体を捩(ねじ)くらしたような態度でいいかげんな風に喋るのを見ると...
「海流」
...此の玉を捩つて開けたのである...
森鴎外 「金貨」
...少女は(さ)びたる針金の先きを捩(ね)ぢ曲げたるに...
森鴎外 「舞姫」
...」こう云いながら男は階段の横の方へ捩(ね)じ向いて反対の方角を見た...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...そうしてその変態的に捩(よ)じれ曲るべく長い間...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...――海岸の捩ぢ綯れた樹木の枝を...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...ほとんど病的に感ぜられるほどに捩れている...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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