...夏外套を脱ぎ捨てると...
芥川龍之介 「妖婆」
...思い返して捨てるようにそれを畳の上になげ出すと...
有島武郎 「或る女」
...然し私としてはその二つの何(いず)れをも潔(いさぎよ)く捨てるに忍びない...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...核子(たね)は皆(みな)窓から捨てる事になつてゐる...
薄田泣菫 「茶話」
...吾々はその方程式の幾つかの根の内で恐らくその一部のものを意味あるものとして採用し他のものを意味のないものとして捨てるであろう...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...それらのみじめなる刑人らを見捨てるのは彼の苦痛とするところだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...捨てるのもなんだか心残りのようだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...指の太さに合わぬ指輪は貰っても捨てるばかりである...
夏目漱石 「虞美人草」
...振り返って見ると、驚いた事に、妙子は私の方へ静かに静かに歩いて来るではありませんか、手を差し伸べ度いような、物悲しい顔で――、「馬鹿ッ、俺を捨てるのか、売女(ばいた)、畜生、覚えて居るがいい」恐ろしい呪いの言葉を吐き散らす九八郎の顔は、夕闇の中に醜く引き歪められて、不思議に、何時までも何時までも私の眼に残りました...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...捨てる場所もなかつたので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その後刑事につけられて居る事を知って持出して捨てることもならず...
野村胡堂 「流行作家の死」
...主観を捨てることは自殺であり...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...捨てるほうの話なら知っている...
久生十蘭 「三界万霊塔」
...兎に角才能のある方がそれを捨てるといふのは惜しい事ですから...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...大小は捨てるしかない...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...(師の恥)とばかり、小我を捨てると、一同は道場に集まった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...人が自分を捨てる前に自分は既にその人を捨てているのである...
和辻哲郎 「自己の肯定と否定と」
...「ちぎり捨てる」という言葉にふさわしいような...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
- バレーボール選手の南部正司さん: バレーボール協会の強化委員長で、代表選手の逮捕に関する説明会に出席。 🙇
- タレントの小堺一機さん: ケガから回復し、大阪公演からミュージカルに復帰🎭
- 野球選手の阿部慎之助さん: 前監督の復帰を求めるオンライン署名が短期間で12万筆を超えた。 🙏
時事ニュース漢字 📺
