...「姨を捨つる」の謂にあらず...
高木敏雄 「比較神話学」
...厄年の者これを求めて身體を撫で爾後これを小※(つじ)に捨つるを風(ならひ)とす云々...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...はた彼岸の再会を期する望みを捨つる能はず...
辰野隆 「旧友の死」
...捨つべきものは捨てた...
種田山頭火 「其中日記」
...われ今またこれを捨つるもくやしからじ...
田山花袋 「田舎教師」
...断然筆を捨つべしと思ひ定めても...
坪内逍遙 「斎藤緑雨と内田不知菴」
...朝の蘇生十字架を磨き疲れた果てに死す恋殻を詩園の窓の下に捨つ人奔る金魚口あけ尾をふらんひねもすやわれをひたすら陽の凝視◆八月二十二日夕刊「北国柳壇」(高松)喜多 一二試みに数ふる中をながれ星波...
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...しかはあれども戰鬪を捨つるはわれの分ならず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...古きものなほ捨つべきの時にあらず...
永井荷風 「小説作法」
...斬って捨つべかりし人を斬り損ないました...
中里介山 「大菩薩峠」
...汝の手悪を為さば切って捨つ可しと云う意気込である...
中野秀人 「第四階級の文学」
...あたら一命を捨つるのは馬鹿なことだ...
新渡戸稲造 「教育の目的」
...今汝を捨つるとも汝かまへて我を恨むべからず...
正岡子規 「土達磨を毀つ辞」
...日本固有の文字を捨つるは国家的団結心に負(そむ)く事...
正岡子規 「病牀譫語」
...支那にも『本草』にその物を搏(う)つや三(み)たび躍(おど)って中(あた)らずんばすなわちこれを捨つと出(い)づ...
南方熊楠 「十二支考」
...人を見れば杖を捨つ...
南方熊楠 「十二支考」
...正直を捨つる時は何ごとも成らず...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...」さう言ひ捨つると...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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