...一向捗どらんで仕方がありません...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...仕事が捗取らないから癇癪を起す...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...山坂(やまさか)ばかりだから捗取(はかど)らない...
泉鏡太郎 「麻を刈る」
...即ち国民の安寧を保ち秩序を全うし利福を捗(うなが)すために...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...病気は捗々(はか/″\)しくは癒(なほ)らなかつた...
薄田泣菫 「茶話」
...私の旅はほぼ日程の通りに捗(はかど)った...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...この測夫の熟練のいかんによって観測作業の進捗(しんちょく)が支配されるのである...
寺田寅彦 「地図をながめて」
...暫く立つと皇帝は其仕事の捗り工合を見たくなつて來た...
朝永三十郎 「懷疑思潮に付て」
...万事があまりに都合好く進捗(しんちょく)して行くので...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...それが二三人で持ち合つて中々捗取(はかど)らないやうな濕(しめ)り氣(け)を帶びてゐた...
夏目漱石 「變な音」
...「火の唇」はいつまでたつても容易に捗らなかつた...
原民喜 「火の唇」
...東京でも麻雀ばかりやってたらしく一向仕事が捗ってゐない...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...犬のほえる声などはたくましい伐木の進捗を明示する行進曲で...
細井吉造 「二つの松川」
...「どういう具合じゃな?」先になったあちらの方は捗(はかど)っているであろうかと訊(たず)ねるのである...
本庄陸男 「石狩川」
...こつこつと夜を更してゐたが何としても捗らなかつた...
牧野信一 「わが生活より」
...面(しか)も製作(せいさく)は遲々(ちゝ)として一向(かう)に捗取(はかど)らぬ...
三島霜川 「平民の娘」
...「……どうも捗々(はかばか)しくなく...
吉川英治 「三国志」
...会議の進捗(しんちょく)を円滑にしたのである...
吉川英治 「新書太閤記」
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