...左褄(ひだりづま)を折捌(おりさば)いたの...
泉鏡花 「薄紅梅」
...縁をうつくしい褄捌(つまさば)き...
泉鏡花 「薄紅梅」
...スッキリと捌(さば)けた中に何処(どこ)となく気品があった...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...御親類内にも捌(さば)けた方が多いので...
江見水蔭 「悪因縁の怨」
...真夜中に教えて上げましょう」教える為にはお鉄が捕縄を捌(さば)いて...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...売り捌(さば)かれたものはわずかに五匹にすぎず...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...如何に高価でも多量でも充分に捌ける...
豊島与志雄 「崖下の池」
...翌年美育社ますます業務を拡張し神楽坂上寺町通(かぐらざかうえてらまちどおり)に書籍雑誌の売捌店(うりさばきてん)をも出せしが突然社主赤木君故ありてその郷里に帰らざるべからざるに及び...
永井荷風 「書かでもの記」
...この桶屋さんの箍捌(たがさば)きのどこがそんなに気に入ったのか...
中里介山 「大菩薩峠」
...唐物屋(とうぶつや)でも白の気で売り捌(さば)いたのみならず...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...永い間仲間の盜んだ品を捌(さば)いたのでせう」平次の解つたのは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...縄張内に起ったことの捌(さば)きがつかなくなって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...大抵のことを捌(さば)いております...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...可哀想なのはよっぽどその癇癪の捌け口にされているこの俺のほうだろう...
正岡容 「小説 圓朝」
...迅(はや)い羽捌(はねさば)きの微妙さに...
室生犀星 「姫たちばな」
...獨力で國政を取り捌(さば)いて見たかつた...
森鴎外 「栗山大膳」
...諸国の陶器(やきもの)を捌(さば)いている問屋さんです」「ア...
吉川英治 「新書太閤記」
...そのことだ」と程よく捌(さば)く者があって...
吉川英治 「宮本武蔵」
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