...木挽町(こびきちょう)の家主で兵三郎という男が拵(こし)らえ出したもので...
淡島寒月 「梵雲庵漫録」
...もう一つのは肉で、例えばハムとライマ・ビーンズ、鶏肉と野菜、挽肉とウドン、前にちょっと書いたフランクフルターズと豆などである...
石川欣一 「比島投降記」
...茶の葉は小さな臼(うす)で挽(ひ)いて細粉とし...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...鶴谷南北(つるやなんぼく)の書きおろした『東海道四谷怪談』を木挽町(こびきちょう)の山村座(やまむらざ)で初めて上演した...
田中貢太郎 「幽霊の衣裳」
...まるで木挽(こびき)かオーヴェルニュの人夫みたいだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...粉袋や粉挽機械の間をせっせと働きながら...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...石臼は其儘幾つかごろ/\とめぐして此れで蕎麥挽はやめた...
長塚節 「芋掘り」
...お秋さんはそこの窪みに獨で枯木を挽(ひ)いて居た...
長塚節 「炭燒のむすめ」
...情熱の挽歌(ばんか)を伴奏したのである...
長谷川時雨 「豊竹呂昇」
...*79ヨーロッパに寄せる悪魔の挽歌...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...独力で家門挽回の大事をなすには...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...チキンの挽肉のスフレ(スフレと言ってたのが...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...木挽らはそれを挺子棒(がんた)でかつぎ起した...
本庄陸男 「石狩川」
...特に石臼で荒く挽いたイリ米といふものがあつた...
柳田國男 「食料名彙」
...其樣に二つに分けて挽かなかつたと見えて...
柳田國男 「食料名彙」
...英信は木挽町に住む...
山本周五郎 「山彦乙女」
...河に沿って左へ左へとおいで――そして木挽町(こびきちょう)と聞いて行くんだよと...
吉川英治 「宮本武蔵」
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