例文・使い方一覧でみる「振う」の意味


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...梢(こずえ)を鳴らし枝を振う...   梢を鳴らし枝を振うの読み方
大下藤次郎 「白峰の麓」

...尾を振うて游ぐ藻の仲間には...   尾を振うて游ぐ藻の仲間にはの読み方
丘浅次郎 「境界なき差別」

...馭者の振う長い鞭をその女神の蛇の髪に喩えたのである...   馭者の振う長い鞭をその女神の蛇の髪に喩えたのであるの読み方
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」

...絶望の勇気を振うて死物狂(しにものぐるい)に邁進(まいしん)したが...   絶望の勇気を振うて死物狂に邁進したがの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...其小帝国内に猛威を振うている...   其小帝国内に猛威を振うているの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...士気漸(ようや)く振うの時に会し...   士気漸く振うの時に会しの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...衣を振う万里の道...   衣を振う万里の道の読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...批評が支配的・指導的な力を振うし...   批評が支配的・指導的な力を振うしの読み方
戸坂潤 「現代哲学講話」

...鋸や斧を振うべき...   鋸や斧を振うべきの読み方
豊島与志雄 「悪夢」

...来客のある盛宴には自ら料理の腕も振うという...   来客のある盛宴には自ら料理の腕も振うというの読み方
豊島与志雄 「碑文」

...おぞけを振うらしい...   おぞけを振うらしいの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...有形の棍棒を振うことは...   有形の棍棒を振うことはの読み方
葉山嘉樹 「乳色の靄」

...暫く逃れようと刀を振うのを引き捉え...   暫く逃れようと刀を振うのを引き捉えの読み方
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」

...病弊の根本処に向って大刀を振うの時だ...   病弊の根本処に向って大刀を振うの時だの読み方
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」

...稀々(まれまれ)に意外な暴威を振うのを実験した者が...   稀々に意外な暴威を振うのを実験した者がの読み方
柳田国男 「海上の道」

...「ええありません、そんな奇天烈(きてれつ)なまやかしものは、あっしゃあでえ嫌えでね、憚りながらこれでも辻駕を担いでまっとうに食ってるんだから、そんなももんがあみてえな物にゃあ用はありやせんッさ」「そんな愚かな、その、これはももんがあとかまやかしものとか、そんなその、……では聞くのだが、おまえの親父はなに者だ」「親父ってちゃんのことかい、ああ、ちゃんは銀造ってってね、この金太のちゃんは金兵衛というんで、どっちもいい人間だったよ、金太のちゃんはでこ金、おれのちゃんはやぶ銀ッて云われてたっけ、それッてえのがおれのちゃんは斜視(やぶにらみ)だったし金兵衛さんは、なあ金太」「うん、……おいらのちゃんは、かなりおでこだった、うん、かなりなもんだった」「いや、儂は親父の人相を聞いているのではないて、親父があるとすれば、親父の親父があるわけだろう、つまりおまえたちにとっては祖父という理屈のものだ」「ああそんな化物もいたようだ」「化物というやつがあるか、仮にも血を分けた祖父と孫、祖父は大親というくらいで、いかに無学文盲とは云いながら、……では聞くのだけれども、その祖父は名をなんといって、生れはどこだ」「おらあ手品使いじゃあねえから、じじいの人別(にんべつ)までは知らねえ」「なにが手品だ、どういう理屈で手品を使うんだ、ばかばかしい、云うことが一々……では聞くのだけれども、おまえたちの家は元来からの町人か、それともずっと先は武家とか公卿とか、或いはこの諸大名とかいう……」「うるせえなこの禿は、おらそんないかがわしいけだものたあ、ひっかかりはねえ、つまらねえいんねんをつけると承知しねえぞ」「なにを云うんだ、禿とはなんだ」吾助としてはむかついたわけである、「いかがわしいのはおまえのほうだ、儂も佐野源左衛門の末孫となってみれば、そこは家名のこともあるから忍耐するのだけれども、なんだおまえは、先祖も知らず家柄も血筋もわからない、それでも人間かえ、こ、な、なんだ、暴力を振う気か、こ、こ、そんな物を持ちやがって、この、……ひっ」吾助は表へとび出し、なにか一言ぴんとした言を云ってやろうとしたらしい、が、銀太が息杖(いきづえ)を持って出て来るようすであってみれば、ぴんとした言は断念したわけだろう、とりあえず泥溝板(どぶいた)を踏み鳴らして逃げていった...   「ええありません、そんな奇天烈なまやかしものは、あっしゃあでえ嫌えでね、憚りながらこれでも辻駕を担いでまっとうに食ってるんだから、そんなももんがあみてえな物にゃあ用はありやせんッさ」「そんな愚かな、その、これはももんがあとかまやかしものとか、そんなその、……では聞くのだが、おまえの親父はなに者だ」「親父ってちゃんのことかい、ああ、ちゃんは銀造ってってね、この金太のちゃんは金兵衛というんで、どっちもいい人間だったよ、金太のちゃんはでこ金、おれのちゃんはやぶ銀ッて云われてたっけ、それッてえのがおれのちゃんは斜視だったし金兵衛さんは、なあ金太」「うん、……おいらのちゃんは、かなりおでこだった、うん、かなりなもんだった」「いや、儂は親父の人相を聞いているのではないて、親父があるとすれば、親父の親父があるわけだろう、つまりおまえたちにとっては祖父という理屈のものだ」「ああそんな化物もいたようだ」「化物というやつがあるか、仮にも血を分けた祖父と孫、祖父は大親というくらいで、いかに無学文盲とは云いながら、……では聞くのだけれども、その祖父は名をなんといって、生れはどこだ」「おらあ手品使いじゃあねえから、じじいの人別までは知らねえ」「なにが手品だ、どういう理屈で手品を使うんだ、ばかばかしい、云うことが一々……では聞くのだけれども、おまえたちの家は元来からの町人か、それともずっと先は武家とか公卿とか、或いはこの諸大名とかいう……」「うるせえなこの禿は、おらそんないかがわしいけだものたあ、ひっかかりはねえ、つまらねえいんねんをつけると承知しねえぞ」「なにを云うんだ、禿とはなんだ」吾助としてはむかついたわけである、「いかがわしいのはおまえのほうだ、儂も佐野源左衛門の末孫となってみれば、そこは家名のこともあるから忍耐するのだけれども、なんだおまえは、先祖も知らず家柄も血筋もわからない、それでも人間かえ、こ、な、なんだ、暴力を振う気か、こ、こ、そんな物を持ちやがって、この、……ひっ」吾助は表へとび出し、なにか一言ぴんとした言を云ってやろうとしたらしい、が、銀太が息杖を持って出て来るようすであってみれば、ぴんとした言は断念したわけだろう、とりあえず泥溝板を踏み鳴らして逃げていったの読み方
山本周五郎 「長屋天一坊」

...ひとたび覇者の自我が振うときはこの国にはこんな非道が平然と行われたのであった...   ひとたび覇者の自我が振うときはこの国にはこんな非道が平然と行われたのであったの読み方
吉川英治 「三国志」

...せっかくの神技も振う折はありますまい...   せっかくの神技も振う折はありますまいの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

「振う」の読みかた

「振う」の書き方・書き順

いろんなフォントで「振う」

「振う」の電子印鑑作成

「振う」の英語の意味


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