...しかしダルガスの熱心はこれがために挫(くじ)けませんでした...
内村鑑三 「デンマルク国の話」
...こなたの岩角(いはかど)に膝を打ち足を挫(くじ)きて...
高山樗牛 「瀧口入道」
...邪教を挫き、基督を奉じ...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...打挫がれて黙り込むより外はなかった...
豊島与志雄 「神棚」
...恒夫は急に気が挫けて...
豊島与志雄 「同胞」
...是非とも挫いておく必要があると私は考えた...
豊島与志雄 「理想の女」
...ブランシュ・カデットは(若い枝は――ブールボン分家は)挫(くじ)かれる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...せっかく意気込んだ出鼻をこれに挫(くじ)かれたのみならず...
中里介山 「大菩薩峠」
...張詰(はりつ)めた気も挫(くだ)けたものか...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...すつかり挫いてしまひます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一度挫けるとこんな人は案外気の良い生地が出るのでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それは思ひも寄らぬ挫(くじ)けやうです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...不義の爲めにぺしやんこに挫(くじ)かれたりしないで濟むの...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...翼の關節を挫いたに相違ない――とわたしは憐れむで...
牧野信一 「城ヶ島の春」
...此處にて挫けなば今迄の苦勞は春の陽炎と消え去らん...
正岡子規 「花枕」
...避けがたい事情で一家の主・良人・父を喪った母と子とがそのめぐり合わせに挫かれず...
宮本百合子 「いい家庭の又の姿」
...一頓挫を來しましても少し荊棘が生えましても...
森鴎外 「假名遣意見」
...こっちで先に出鼻をくじいてやったのだ』『アア……』石に挫(ひし)がれた白い花のように...
吉川英治 「篝火の女」
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