...加うるに艶妻が祟(たたり)をなして二人の娘を挙げると間もなく歿(ぼっ)したが...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...洗った後で細君が首を挙げると...
田中貢太郎 「陸判」
...戦場に於いて三つも四つも敵の首級を挙げるような勇士は...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...だが著しい例としては工業技術とニュートンの物理学乃至微積分学との関係(その説明については前を見よ)や農業技術とC・ダーウィンの進化理論との関係を挙げることが出来る...
戸坂潤 「科学論」
...眼を挙げることもしかねた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...復活以後の最初の作品として挙げるべきは...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...九段坂下(くだんざかした)の牛(うし)ヶ淵(ふち)等(とう)古来人の称美する場所の名を挙げるに留(とゞ)めて置く...
永井荷風 「水 附渡船」
...果樹の枝折れを挙げることが出来る...
中谷宇吉郎 「雪」
...かりにその一例を挙げると...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...サッと左の手を挙げると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ボダンが挙げるもう一つの実例は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...理由を色々と挙げる事が出来よう...
柳宗悦 「苗代川の黒物」
...改めて父の功を挙げる...
山本周五郎 「古今集巻之五」
...序(ついで)にお医者様の方を挙げると...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...ついでに宇野浩二氏の『子の来歴』についても一言生活としての例を挙げるとすると...
横光利一 「作家の生活」
...持明院統より挙げるのが御順序である...
吉川英治 「私本太平記」
...大事を挙げる天兵があるぞ...
吉川英治 「平の将門」
...「僕は『人間勉強』をやつてゐる人にもう一人横光氏を挙げることが出来る...
淀野隆三 「横光さんと梶井君」
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