「持合」の意味
互いに支え合うこと
「持合」の例文(場面別)
- ビジネスプロジェクトの成功には、チームメンバーが互いに持合うことが重要です。
- 日常会話家族で持合いながら、困難を乗り越えていきましょう。
- ニュース災害時には、地域住民が持合いながら復興に取り組んでいます。
- 教育生徒たちが持合いながら、課題を解決していく姿は素晴らしいです。
小説での「持合」の使い方
...一層何かとこだわり易い親譲りの片意地を持合せていた...
芥川龍之介 「湖南の扇」
...他(ほか)の持合せと調和が出来なからうぢやないか...
薄田泣菫 「贋物」
...その近眼者(ちかめ)が皆が皆まで博士のやうな「良心」を持合せてゐまいから...
薄田泣菫 「茶話」
...それを持合はさない男より強いやうなものだ...
薄田泣菫 「茶話」
...足立氏は高知生れだけに武士魂を持合せてゐたが...
薄田泣菫 「茶話」
...これはまた「古松研」といふ紫石端渓の素晴しい名硯を持合せてゐた...
薄田泣菫 「茶話」
...智慧の持合せの少かつたのを...
薄田泣菫 「茶話」
...まだ余り持合せが無かつたので...
薄田泣菫 「茶話」
...誰でもが持合はせてゐるものだから...
薄田泣菫 「茶話」
...三百フランばかりお持合せでせうか...
薄田泣菫 「茶話」
...それから半月許りの間先づ十風の病勢は持合つてゐたが此頃は醫者から談話を禁ぜられた...
高濱虚子 「俳諧師」
...ふところに一銭の持合せもないと知りつつ...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「碧眼」
...もし自分が今でもこの匂いの実感を持合わさなかったとしたら...
寺田寅彦 「追憶の冬夜」
...幸い持合せの些(ちと)泥臭(どろくさ)いが見かけは立派な円筒形(えんとうけい)の大きな舶来(はくらい)唐墨(とうぼく)があったので...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...平生(つね)なら持合せの黒い拳固(げんこ)一撃(ひとうち)でツイ埒(らち)が明きそうな小男が飛で来て...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...お婆さんには知的な判断などの持合せは全くありません...
柳宗悦 「益子の絵土瓶」
...仏貨や独逸(ドイツ)の銭(ぜに)を交ぜても二十五円足らずより持合せがない...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...趣味とか趣向とかいうものは薬にしたくも持合せのない手合いでした...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「かもじの美術家」
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