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石川啄木 「一握の砂」
...眠らうとしても眠られない自分を持てあました...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...これは警察の方でも屍体を持てあまし...
海野十三 「赤外線男」
...一杯の酒の酔を持てあましてゐるらしい...
高浜虚子 「椿子物語」
...その持てあました葉書を押し込んで...
太宰治 「風の便り」
...ばかばかしい限りの難題を持てあまして...
太宰治 「新樹の言葉」
...聊か持てあまし気味である...
外村繁 「打出の小槌」
...自分のキリキリした神経もこの頃(ごろ)では少しばかり持てあまし気味でいるのだ...
林芙美子 「魚の序文」
...何かまだ弾む気持を持てあましてゐるやうであつた...
原民喜 「壊滅の序曲」
...なんだか得体の知れない空虚な気持を持てあましながら帰りつつあった...
堀辰雄 「ルウベンスの偽画」
...些(いささ)か持てあましていたマタ・アリが...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...幻の花輪車がくるくる廻つてゐるのを持てあましてゐるだけの私であつた...
牧野信一 「熱い風」
...酔を得ない私は明方まで悶々と眠れぬ夜を持てあました...
牧野信一 「熱い風」
...幹部連中が持てあましている場面でも湊屋仁三郎が出て行くと一ペンに大笑いになって片付いた...
夢野久作 「近世快人伝」
...及びここに空(す)き腹を持てあましているところの次郎であることも...
吉川英治 「江戸三国志」
...主命といわれて、家来たちは、持てあました...
吉川英治 「親鸞」
...未熟な自分の身一つさえ持てあましているものを――孤剣を抱(いだ)いて明日(あした)のことさえ知れない身であるものを...
吉川英治 「宮本武蔵」
...その酒くさい息を持てあましながら...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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