...短い顋髯(あごひげ)の持ち主だった...
芥川竜之介 「歯車」
...いずれ劣らぬりっぱなからだの持ち主です...
江戸川乱歩 「影男」
...今度初めて見てこの監督がうわさにたがわずけた違いにすぐれた頭と技倆(ぎりょう)の持ち主だということがわかったような気がする...
寺田寅彦 「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」
...常識的にちっとも変っていないと判断される名の持ち主百人とを選び出して...
寺田寅彦 「柿の種」
...持ち主の家の建っているところまでは...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...太い神経の持ち主などは...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...小屋の持ち主である靴屋のところに行って...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...またみづ江のやうな水面に浮かんだ草の葉のやうに絶えずゆらぎ続けてゐる性格の持ち主も...
北條民雄 「青春の天刑病者達」
...以前の持ち主が破いており...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...自宅庭で数回見た小さな足跡の持ち主だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...震える細い指の持ち主を言い当てられたけど...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...北欧の古雷神トールが巨鬼を平らぐるに用いた槌すなわち電は擲(なげう)つごとに持ち主の手に還った由で...
南方熊楠 「十二支考」
...その家の持ち主の妻や子供達や...
宮本百合子 「毛の指環」
...「脳髄の大きさはその持ち主の進化程度をあらわし...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...校訂癖の持ち主らしい...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...ひとりの神性(しんせい)の持ち主がそうした世間を歩けば...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...我々一人一人の脳裏にまともな頭の持ち主ならとても口にできない種類の放縦な推測が巡っていたことなどないと断定する程ナイーヴにはなれない...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...それは自己を統御することのできぬ弱い性格の持ち主である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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