「拾い」の意味
拾うこと
小説での「拾い」の使い方
...それから僕のお母さんにも命拾いの御礼を云わせて下さい...
芥川龍之介 「白」
...かかる用にもたたむかとて道にて拾いし礫(こいし)に包み...
泉鏡花 「活人形」
...そしてあとから拾いにゆくといったのだな...
海野十三 「大空魔艦」
...自分で拾い集めないで行ったら...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「青玉の十字架」
...やっと分光器が手に入って実験を始めるとまもなく一つの「発見」を拾い上げた...
寺田寅彦 「時事雑感」
...拾い読みにする余裕すら覚束(おぼつか)なかった...
夏目漱石 「こころ」
...証拠の出刃まで拾いましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その樽拾いの小僧の口を塞ぐために殺したり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...でたらめに拾い読みをしているうちに...
久生十蘭 「虹の橋」
...私はそっとしゃがんで脚もとに転げていたビスケットを二つ拾い上げた...
平林初之輔 「動物園の一夜」
...サミイのピストルを拾い上げて...
牧逸馬 「アリゾナの女虎」
...是非とも御目通りいたさせたい人間を拾いましたで...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...巡査等が一日勉強して拾い集めた人間どもを載せて...
モルナール・フェレンツ Molnar Ferenc 森鴎外訳 「破落戸の昇天」
...これを拾いに町に降るやつがあろうか...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...投げられた盃を拾いながら...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...いちいちは拾いもえない...
吉川英治 「私本太平記」
...「思わぬ途中の拾い物が...
吉川英治 「私本太平記」
...そして今は、奈良の衆僧が、念仏門の教化とその手段というものの上から、難を拾いあげて、徹底的に、吉水へ向って、最後のとどめを刺そうとしてきたのであった...
吉川英治 「親鸞」
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