...御参りをするといへば、まるでそれが故人であるやうに、その石を拝む...
會津八一 「一片の石」
...伏拝むのに合せた袖口の...
泉鏡花 「薄紅梅」
...神社もお寺も拝むよりか見て過ぎるやうに出来てゐる...
薄田泣菫 「茶話」
...来春は東京の実家へかえって初日を拝むつもりです...
太宰治 「虚構の春」
...拝む真似をして笑って...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...遠く離れて拝むことを忘れてはならないとの老婆親切かも知れません...
中里介山 「大菩薩峠」
...物を拝むにはこう拝むものだとして見せただけのもの...
中里介山 「大菩薩峠」
...世の中で一番明るい御天道様(おてんとさま)さえもう拝む事はできなくなりました...
夏目漱石 「行人」
...主人の浪乃を伏し拝むようにしていたということだけは解っております...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...拝むでもありませんが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「私は寺に参詣して阿弥陀様を拝むこと許(ばか)りは可笑(おか)しくてキマリが悪くて出来ぬと常に私共に云(い)いながら...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...神を拝むこと成らぬよりヤケになり...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...それを拝むようにしてまっすぐに立ったのでした...
宮沢賢治 「鹿踊りのはじまり」
...ちょっと拝むような手つきをしてから大切そうに四つに折りたたんで蟇口へ納いこんだ...
矢田津世子 「父」
...つまりは拝む人たちの競争であります...
柳田國男 「日本の伝説」
...お手引きして給わりませ」と、ふし拝む...
吉川英治 「私本太平記」
...戯(たわむ)れ半分に「元日や今年もどうぞ女房どの」などという句を色紙にかけて拝むことにしておいた...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...武蔵の踵(かかと)を拝むように...
吉川英治 「宮本武蔵」
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