...夜番も拍子木を叩き...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...上屐(うはぐつ)の辷る程拭込んだ廊下には食事の報知(しらせ)の拍子木が軽い反響を起して響き渡つた...
石川啄木 「病院の窓」
...拍子木(ひょうしぎ)などの伴奏が入っていた...
江戸川乱歩 「踊る一寸法師」
...」拍子木11・18(夕)南画家富岡鉄斎老人の幼友達に...
薄田泣菫 「茶話」
...そこへ夜番の拍子木の音が...
徳田秋声 「爛」
...舞台はチヨンと打つた拍子木(ひやうしぎ)の音に今丁度(ちやうど)(まは)つて止(とま)つた処(ところ)である...
永井荷風 「すみだ川」
...幕開(まくあき)の唄(うた)と三味線(しやみせん)が聞(きこ)え引かれた幕(まく)が次第(しだい)に細(こま)かく早める拍子木(ひやうしぎ)の律(りつ)につれて片寄(かたよ)せられて行(ゆ)く...
永井荷風 「すみだ川」
...間もなく拍子木を打つと共に地稽古の劍士は去つて場中は遽にひつそりとしたが...
長塚節 「撃劍興行」
...合間合間には幕の後(うしろ)で拍子木(ひょうしぎ)を打つ音が...
夏目漱石 「明暗」
...亥刻半(よつはん)に一丁目から廻り始める火の番の拍子木の音を聽いて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...夜番の拍子木がカチカチ...
久生十蘭 「魔都」
...拍子木を打っているのは...
火野葦平 「花と龍」
...拍子木が節面白く調子を合せると...
牧野信一 「鬼涙村」
...つけや拍子木の音も面白可笑しく聞こえてきた...
正岡容 「小説 圓朝」
...私といっしょに拍子木を叩いて町内を廻りましょうや...
水上滝太郎 「遺産」
...拍子木ともいうが恰も拍子木二本を併(なら)べ食いちがい三分の二程度に置いた見取りでゆけばいいのである...
室生犀星 「庭をつくる人」
...竹 (矢竹或いはしの竹) 五百本飛石(拍子木二本をふくむ) 五十枚すて石 三つ茶庭燈籠(利休がた) 一本つくばい(一つは大きく別ののは小さく) 二鉢山土 十車そして植木屋手間賃五十人分二百円は例外である...
室生犀星 「庭をつくる人」
...拍子木を打ちながら...
吉川英治 「新書太閤記」
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