「拍」の意味
手を打つ音
小説での「拍」の使い方
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饗庭篁村 「木曾道中記」
...或る拍子に殻(から)を破ってあらわれ出でたものなんだか判然しないのであるが...
海野十三 「階段」
...実に突拍子もない質問を発した...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...伝法院の庭を知っていますか」突拍子もないことを言う...
高見順 「如何なる星の下に」
...其の拍子に後へひっくり返った...
田中貢太郎 「魔王物語」
...グレグソンなどは椅子から立ち上がった拍子に...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...間違えずに最後までやってくれればいいが!」彼は両腕を振り動かして拍子を取りながら...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...道行く人の下駄(げた)の音夜廻りの拍子木犬の遠吠(とおぼえ)また夜蕎麦売(よそばうり)の呼声にも俄(にわか)に物の哀れの誘われる折から...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...勢いよく、小舟の櫓(ろ)を押しきっている宇治山田の米友は、櫓拍子につれて、十七姫御が旅に立つそれを殿御が聞きつけてとまれとまれと……思わず知らず、うたい慣れた鼻唄が鼻の先へ出たのですが、何としたものか、急に、ぷっつりと鼻唄を断ち切った時、そのグロテスクの面に、一脈の悲愴きわまりなき表情が浮びました...
中里介山 「大菩薩峠」
...人々の手を拍ち唱いはしゃぐ声が聞える...
中島敦 「南島譚」
...これに形式律の拍節法則を求めたり...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...その調子があまりに突拍子もないので満廷のものは...
平出修 「逆徒」
...終ったら新聞記者らしいのが拍手してゐた...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...」村人は手を拍(う)ち...
室生犀星 「野に臥す者」
...また拍手をはじめた...
山川方夫 「昼の花火」
...おそらく五拍子ばかりの出来ごとだったろう...
山本周五郎 「竹柏記」
...打音の間拍子で囃すのであるが...
夢野久作 「能とは何か」
...」千鶴子はなお真直ぐに延び上ろうとした拍子に矢代の脇腹へ強く沓が食い込んだ...
横光利一 「旅愁」
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