例文・使い方一覧でみる「拈」の意味


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...少し頭を(ひね)ツて居たが...   少し頭を拈ツて居たがの読み方
石川啄木 「漂泊」

...「華微笑(ねんげみせう)」は失望に終り...   「拈華微笑」は失望に終りの読み方
石橋忍月 「舞姫」

...次の間から看護婦が飛んで来てスタンドを(ひね)っても...   次の間から看護婦が飛んで来てスタンドを拈ってもの読み方
橘外男 「墓が呼んでいる」

...恭(うや/\)しく香を(ねん)じて礼を作(な)した...   恭しく香を拈じて礼を作したの読み方
谷崎潤一郎 「聞書抄」

...行人欄に倚りて見るものあるも更に恥る色なく指頭に一物をって静に雫を払い手鼻をかんで笘の中に入る...   行人欄に倚りて見るものあるも更に恥る色なく指頭に一物を拈って静に雫を払い手鼻をかんで笘の中に入るの読み方
永井荷風 「偏奇館漫録」

...ちょっと(ひね)ってここへ寝てみたい心持にでもなったのか(明治大正の頃...   ちょっと拈ってここへ寝てみたい心持にでもなったのか(明治大正の頃の読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...活殺生死(かっさつしょうじ)の乾坤(けんこん)を定裏(じょうり)に出(ねんしゅつ)して...   活殺生死の乾坤を定裏に拈出しての読み方
夏目漱石 「薤露行」

...――同時に火の消えた瞬間が露子の死を未練もなく出(ねんしゅつ)した...   ――同時に火の消えた瞬間が露子の死を未練もなく拈出したの読み方
夏目漱石 「琴のそら音」

...七人手勢(てぜい)を揃(そろ)えて込(ねじこん)で...   七人手勢を揃えて拈込での読み方
福澤諭吉 「福翁自伝」

...今まで俳句界に入らざりし古語を手に従って出(ねんしゅつ)したるは蕪村の力なり...   今まで俳句界に入らざりし古語を手に従って拈出したるは蕪村の力なりの読み方
正岡子規 「俳人蕪村」

...香を(ねん)じて物を思い...   香を拈じて物を思いの読み方
三上於兎吉 「艶容万年若衆」

...福岡日日新聞社員にこれを出(ねんしゅつ)せられて一驚を喫したのもこれがためである...   福岡日日新聞社員にこれを拈出せられて一驚を喫したのもこれがためであるの読み方
森鴎外 「鴎外漁史とは誰ぞ」

...予はただここに一(いっしゅ)の香を(ひね)ってこれを弔するに過ぎぬ...   予はただここに一の香を拈ってこれを弔するに過ぎぬの読み方
森鴎外 「鴎外漁史とは誰ぞ」

...殆ど電燈(でんき)のスイッチを(ひね)るのと同様な鮮やかさで...   殆ど電燈のスイッチを拈るのと同様な鮮やかさでの読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...そして瑤(たま)の台(うてな)に願文(がんもん)をささげ香(ねんこう)十拝...   そして瑤の台に願文をささげ拈香十拝の読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...華微笑(ねんげみしょう)だ...   拈華微笑だの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

...さらに華瞬目(ねんげしゅんもく)のとき破顔微笑(はがんみしょう)した摩訶迦葉(まかかしょう)に正法眼蔵涅槃妙心(しょうぼうげんぞうねはんみょうしん)を正伝(しょうでん)した...   さらに拈華瞬目のとき破顔微笑した摩訶迦葉に正法眼蔵涅槃妙心を正伝したの読み方
和辻哲郎 「日本精神史研究」

...――釈迦の華瞬目(ねんげしゅんもく)がすでに葛藤の始まりである...   ――釈迦の拈華瞬目がすでに葛藤の始まりであるの読み方
和辻哲郎 「日本精神史研究」

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その時限り   思い出せる   ご破算にする  

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