「拇印」の意味
親指の腹に墨や朱肉をつけて押す印
「拇印」の例文(場面別)
- 歴史文書江戸時代の契約書には、読み書きができない人々が拇印を押すことが多かった。
- 法的文書署名に加えて拇印を要求されることがあり、特に高齢者や障害者に配慮した手続きで見られる。
- 伝統工芸この和紙工房では、職人が作品に拇印を押して完成の証としている。
小説での「拇印」の使い方
...アンケート用紙に拇印を押すことがあります...
...警察官に指紋を採取されたときには、拇印とともに他の指の指紋も採取されます...
...拇印を決めるのに時間がかかった...
...結婚式で新郎新婦が拇印を押す儀式がある地域もあります...
...古代インドでは、契約書に拇印を押すことが一般的でした...
...即座に唯々諾々(いいだくだく)と署名し拇印を押しました...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...拇印を押したでないか...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...拇印で結構ですから捺(お)して呉れませんか...
江戸川乱歩 「心理試験」
...拇印ならば誰が捺したのか一向証拠にならん...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...それに拇印を捺させて...
大隈重信 「平和事業の将来」
...あわてて拇印をおして...
大杉栄 「続獄中記」
...拇印まで捺させたと言うのですから...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...口書(くちが)き拇印(ぼいん)がなくたって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「林彦三郎は口書(くちが)き拇印(ぼいん)も済んで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「林彦三郎は口書(くがき)拇印(ぼいん)も濟んで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...小染は口書き拇印を取られて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...小染は口書き拇印(ぼいん)を取られて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...拇印(ぼいん)を押した...
火野葦平 「花と龍」
...またそれぞれの拇印(ぼいん)が捺(お)してあった」「字の書ける者がそんなにいたわけでしょうか」去定は歩きながら...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...それには自分のほかに四人の総代の名と拇印が押してあり...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...総代五人の拇印が押してあります...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...もうその時(とき)捺(お)した拇印(ぼいん)の血は乾いて漆(うるし)のような色をしている...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...何として」「拇印(ぼいん)を」と...
吉川英治 「親鸞」
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