...肝膽を披瀝(ひれき)した所が...
石川啄木 「雲は天才である」
...問題(もんだい)は各自(かくじ)その懷抱(くわいほう)する所(ところ)を遠慮(えんりよ)なく披瀝(ひれき)した處(ところ)のものが...
伊東忠太 「建築の本義」
...今度は十分肝胆を披瀝(ひれき)して話して見給え...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...ひたすら忠義の赤誠を披瀝し奉らん純真無垢のお心から...
太宰治 「右大臣実朝」
...いろいろ互いに食通振(しょくつうぶ)りを披瀝(ひれき)したが...
太宰治 「正義と微笑」
...恐らく挨拶がわりに愛嬌半分で披瀝した優越論を糞眞面目に反駁された實業家は...
橘樸 「支那を識るの途」
...いくつかの事実譚(たん)を披瀝(ひれき)して...
知里真志保 「生きているコタンの銅像」
...かれメネラオス急速に彼の所懷を披瀝しつ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...統一的な見解を披瀝しているということだ...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...機関説問題に就いての海軍部内の所信を重ねて披瀝する処があった...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...それに就いて知る範囲の常識を披瀝し...
牧野信一 「私の万年筆」
...現代小学校生活にふくまれている諸問題を真面目に率直に披瀝して識者の関心に訴えようとせず...
宮本百合子 「映画の語る現実」
...ありどおりのいきさつと自分の心持とを披瀝していた...
「海流」
...その自己を披瀝させたものと考えられる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...目前にその破壊を余儀なくされている事に対する私の淋しい感情の披瀝(ひれき)である...
柳宗悦 「民藝四十年」
...それから楽堂君が持って生まれた快弁熱語を以て滔々(とうとう)と法政騒動の真相を披瀝(ひれき)すると...
夢野久作 「近世快人伝」
...腹中の大方策を披瀝(ひれき)した...
吉川英治 「三国志」
...声涙ともに下るばかりな真心を披瀝(ひれき)してであったが――信長の肚はぐわんと決まっていて...
吉川英治 「新書太閤記」
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