...すうすうと風が吹き抜けるような気がする...
梅崎春生 「風宴」
...通り抜けるようなすきまはどこにもない...
江戸川乱歩 「影男」
...なんで過ちに栓が抜けるようなへまをやりますか...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「歌う白骨」
...なんとも言われない不快な心持ちが鼻から脳髄へ直接に突き抜けるような気がしていた...
寺田寅彦 「試験管」
...われわれの子供時代に感じさせられたように頭の頂上から足の爪先(つまさき)まで突き抜けるような鋭い神秘の感じはなくなったらしく見える...
寺田寅彦 「化け物の進化」
...その声が寒い星空に突き抜けるような気がした...
寺田寅彦 「物売りの声」
...そして眼から鼻へ抜けるような男――百万人中の一人でなければならなかった...
コナン・ドイル 新青年編輯局訳 「臨時急行列車の紛失」
...わたしも眼から鼻へ抜けるようなあの子の賢いのに感心して...
中里介山 「大菩薩峠」
...すぽりと容易く頭が水面を突き抜けるような形に浮き上るということも...
中谷宇吉郎 「真夏の日本海」
...眼から鼻へ抜けるようなお延にはまたその距離が手に取るごとくに分った...
夏目漱石 「明暗」
...抜けるような色白...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...底の抜けるような大笑いをして帰りました」定吉の話で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...目から鼻へ抜けるような男で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...底の抜けるような騒ぎ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...つン抜けるような叫びを上げた...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...天井の抜けるような心配のない...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...それはあんな目から鼻へ抜けるような人ですから...
森鴎外 「雁」
...目から鼻へ抜けるような奉行付きの人間どもじゃねえか...
吉川英治 「新・水滸伝」
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