「折柄」の意味
時節や状況
小説での「折柄」の使い方
...衆情枕をさへ安んぜざりし折柄...
芥川龍之介 「大久保湖州」
...折柄ホテルの玄関は...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「梟の眼」
...折柄主君は御在国中...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...見込違いをまだまだ悟りきれなかった折柄のことである...
服部之総 「新撰組」
...四月の十五日歸國(きこく)に極(き)まりて土産物(みやげもの)など折柄(をりから)日清(につしん)の戰爭畫(せんさうぐわ)...
一葉女史 「ゆく雲」
...その周旋を誰(たれ)に頼むと云(い)う手掛りもなく当惑の折柄(おりから)...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...何処(どこ)も此処(ここ)も至極(しごく)都合の好(よ)い折柄...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...如何(どう)かして之(これ)を御払下(おはらいさげ)にして貰いたいと様々思案の折柄...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...払うも払わぬも今一言の言葉の綾(あや)……今一言……僅(たった)一言……その一言をまだ言わぬ……折柄(おりから)ガラガラと表の格子戸(こうしど)の開(あ)く音がする……吃驚(びっくり)して文三はお勢と顔を見合わせる...
二葉亭四迷 「浮雲」
...折柄(おりから)梯子段を踏轟(ふみとどろ)かして昇が上ッて来た...
二葉亭四迷 「浮雲」
...折柄(おりから)の雨降にも用捨なく...
二葉亭四迷 「平凡」
...折柄来訪の英百合子・高峰秀子・リキー宮川・藤山一郎が出た...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...折柄来た大阪の寺本支配人を相手に大いに怒る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...折柄間もなく新穀の出廻(でまわ)り期を控え...
本庄陸男 「石狩川」
...あまりの寒気にさすがの酔もさめはて難渋(なんじゅう)の折柄...
山下利三郎 「流転」
...こうして都合よく誰にも見付からずに……見付かったら騎兵大佐の名刺を出して胡麻化(ごまか)すつもりであった……三十一頭の馬全部に、手早く錠剤を与えてしまうと、折柄、場内に哄(どっ)と大きな笑い声が起った...
夢野久作 「暗黒公使」
...折柄烈しく音を立てて降りそめた雨を聞きながら...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...折柄季節にも当っていたので...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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