...財政窮迫(きゅうはく)の折柄(おりから)...
石河幹明 「瘠我慢の説」
...やがて学界に発表しようと思っていた折柄...
海野十三 「地球発狂事件」
...この物資不足の折柄(おりから)...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...人氣(にんき)の緩(ゆる)んで居(ゐ)る折柄(をりがら)とて...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...折柄ホテルの玄関は...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「梟の眼」
...国務多端寸時を争うの折柄に候えば...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...折柄街ではもう夕刊を売つてゐる...
高田保 「貸家を探す話」
...兵糧衣服は不十分と云ふことを訴へて居る折柄...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...折柄二三頭の毛むくじゃらの小馬が...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...折柄(おりから)の寒中にもめげず...
徳永直 「眼」
...粉飯ばかりの折柄に珍らしく美味しく...
豊島与志雄 「落雷のあと」
...何かしら人懐かしい折柄...
中里介山 「大菩薩峠」
...胸に焼きつけた折柄だから...
夏目漱石 「坑夫」
...折柄(おりから)格子戸のベルが飛び上るほど鳴って「御免なさい」と鋭どい女の声がする...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...六月十七日(月曜)雨は朝に至ってもひどく降ってゐる、水飢饉の折柄、いゝおしめりである...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...うとうとと折柄膝(ひざ)がしらを暖める日ざしに誘われながら...
室生犀星 「お小姓児太郎」
...折柄の糠雨を宿で借りた傘で避けながら闇の夜道をいそいだ...
山村暮鳥 「小川芋銭」
...案じ佗(わ)び候ひし折柄...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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