...我等は花を採り、梢を折りて、且行き且編みたり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...あまつさえ彼らの利害には何の関係もないはずの私の片腕を折り...
海野十三 「放送された遺言」
...三段(みきだ)に打ち折りて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...今日の慣習がたっとぶいかなる課業よりも読者の骨折りを要求するものである...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...折りふし一人の雲水(うんすい)...
高神覚昇 「般若心経講義」
...木蓮(もくれん)を折りかつぎ来る山がへり四月十八日 在小諸...
高浜虚子 「六百句」
...指折りながら待侘(まちわ)び居たるには引換へて...
高山樗牛 「瀧口入道」
...社の余暇を盗んで書いたので意を尽せないところが多いだろうが、折り返し、御返事をまちます...
太宰治 「虚構の春」
...友は中庭の美事なる薔薇(ばら)数輪を手折りて...
太宰治 「花吹雪」
...「あなたがイングリード・アイネス嬢? お呼び立てして失礼だとは思いましたが、折り入って一つ、お頼みしたいことができましてね……実はわたし共の頸(くび)飾りが昨夜(ゆうべ)盗難にかかりましてね」というのっけからの挨拶(あいさつ)であった...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...して赤の士は彼を押さへ付けんと(to hold him down)其の上に折り重さなつた(fell over him)...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...そのときにできる気流のむらが光を折り曲げるためなのです...
寺田寅彦 「茶わんの湯」
...悪くすると小枝を折り若芽を傷つけるばかりである...
寺田寅彦 「簔虫と蜘蛛」
...骨折りがひどかったせいか...
久生十蘭 「だいこん」
...一折りずつひろげると...
本庄陸男 「石狩川」
...喬木を折り家屋塀墻を損ふ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...あえないムダ骨折りに終ったかと...
吉川英治 「私本太平記」
...秋草の花を折り集めて石の前に捧(あ)げた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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