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饗庭篁村 「木曾道中記」
...恁る折しも三寶ヶ辻で...
泉鏡花 「遺稿」
...」雑誌に被(かぶ)せた表紙の上へ、巻紙を添えて出す、かな交りの優しい書(て)で、――折しも月は、むら雲に、影うす暗きをさいわいと、傍(かたえ)に忍びてやりすごし、尚(なお)も人なき野中の細道、薄茅原(すすきかやはら)、押分け押分け、ここは何処(いずこ)と白妙(しろたえ)の、衣打つらん砧(きぬた)の声、幽(かすか)にきこえて、雁音(かりがね)も、遠く雲井に鳴交わし、風すこし打吹きたるに、月皎々(こうこう)と照りながら、むら雨さっと降りいづれば――水茎の墨の色が、はらはらとお嬢さんの睫毛(まつげ)を走った...
泉鏡花 「薄紅梅」
...その折しも、この地球のさわぎを知った火星の生物が、地球の崩壊前に人類やその他の動植物を手に入れ、火星へ持ってかえって、人類や動物は、これを家畜とし、植物も新しい資材として利用しようと思い、ここに火星兵団を編成して、地球へ攻めてくるのです...
海野十三 「『火星兵団』の作者の言葉」
...「なんの警報」といぶかう折しも...
海野十三 「三十年後の世界」
...風笛あらばと思ふ折しも...
大町桂月 「月譜」
...どうしたものにや』と云ふ折しも...
大町桂月 「上州沼田より日光へ」
...折しも夕陽既に沈んで...
大町桂月 「夜の高尾山」
...アグリパイナは折しも朝の入浴中なりしを...
太宰治 「古典風」
...望む折しも大海を出で來りたるポセードーン...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...折しも騒擾の極に達した往来へ跳び出して行った...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...折しもお蘭さま籬の菊に日映りのをかしきを御覽じけるほど成りしが...
一葉 「暗夜」
...詮方(せんかた)なく帰宿せんとする折しも...
福田英子 「妾の半生涯」
...若しこの者が、お身の言うように稀代の美男子なら、ぜひどうにもして、わしも近づきになりたいものだ」と、言う折しも、中庭の、柴折戸(しおりど)があいて、だれかが飛び石づたいにはいって来ました...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...十二年間……折しもあれ日韓合併の事成るや...
夢野久作 「爆弾太平記」
...折しも関羽は馬良をあいてに碁(ご)を囲んでいた...
吉川英治 「三国志」
...折しも盧の大旦那――綽名(あだな)玉麒麟(ぎょくきりん)が――番頭(ばんとう)丁稚(でっち)をさしずしてしきりに質(しち)流れの倉出し物と倉帳(くらちょう)との帳合(ちょうあい)をやっていたが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...折しも十五夜の滿月であつた...
若山牧水 「樹木とその葉」
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