...弱り果てて力なき身を渓流の中の膚寸(ふすん)の地に托するものなるべし...
大町桂月 「層雲峡より大雪山へ」
...自分の感情を思う存分に托する歌一ツだに持たず...
辻潤 「ふもれすく」
...去秋長崎表へ渡来の魯西亜(ロシア)船へ身を托すかまたは漁船を雇い渡海すべしと九州筋遊歴の積りにて修理(しゅり)方へ暇乞いに罷り越し候処...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...寄宿生中より抜擢して命じた舎監を特に他の同郷の壮年者に嘱托する事になって...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...晩年落魄の感慨を托するに破芭蕉を択んだのは甚妙である...
永井荷風 「枯葉の記」
...歯糞を飛ばして寄附金を強請するに至っては其の名を忠孝に托すと雖も其心は豺狼(さいろう)に斉(ひと)し...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...その男が己(おの)れを托するに足りるほどに強い男であることを知った時には...
中里介山 「大菩薩峠」
...その時に猫を取っ捕えて青年達に托すること前の通りにして出た...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...すなわち全身の重量を――この高い絶崖と遙か下方の急瀬深潭との中空において――托するに足るかどうか...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...彼女は年を取った母を吾一に托するのが不安心だったから...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...自分の娘をこの男に托す事を特に拒絶する理由が発見出来なかった...
浜尾四郎 「殺人狂の話」
...私(わたくし)にその宅に伺候(しこう)して依托することもあらん...
福沢諭吉 「徳育如何」
...御身に病児を托す...
福田英子 「妾の半生涯」
...心を托するに足る何ものかになっていた...
本庄陸男 「石狩川」
...その体の一部を托すべきあるに遇わば...
南方熊楠 「十二支考」
...父が私を托すべき人々のなかに求めた主要な性質は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...時間の推移に左右されない誠実な仕事にその運命を托すべきなのです...
柳宗悦 「民藝四十年」
...自分たちはこれを岩長姫の御姉妹に托することの...
柳田国男 「山の人生」
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