...仁右衛門の懐の中には手取り百円の金が暖くしまわれた...
有島武郎 「カインの末裔」
...もっと手取り早い旅行法が考えられなければならないと思い...
海野十三 「宇宙尖兵」
...「手取り早く云うとね...
江戸川乱歩 「鬼」
...最も手取り早く要領よく見透すことの出来るのは...
戸坂潤 「思想としての文学」
...もっとも体験といっても色々あるが、この頃使われるものは、歴史や社会の内部を遍歴する様な科学的な意義を持った体験(ディルタイなどに見られる)のことではなくて、矢張り、手取り早く、身体と結び付いた言葉通りの「体験」でなくてはいけないらしい...
戸坂潤 「読書法」
...それの最も著しいが併し結局はごく直接に手近かにある手取り早い一特徴に過ぎないのだ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...實際あのてあいほど巧く手取り早く嫁に行く連中はないものな...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...絆纏(はんてん)のほか羽織(はおり)なぞは着ず伝法(でんぽう)なる好みにて中には半元服(はんげんぷく)の凄き手取りもありと聞きしが今は鼻唄の代りに唱歌唄ふ田舎(いなか)の女多くなりて唯わけもなく勤めすますを第一と心得※故遊びが楽になりて深く迷込む恐れもなく誠に無事なる世となり申※...
永井荷風 「葡萄棚」
...入って来た大勢の者は、手取り足取り、この子熊を捕えて、米友のところから引離そうとする...
中里介山 「大菩薩峠」
...ついにおくらがつかまって手取り...
中里介山 「大菩薩峠」
...手取りの松茸(まつたけ)のぴんぴんしたやつを手料理...
中里介山 「大菩薩峠」
...拙者が手取りにしてやる...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...手取り三十万近い金がはいると...
林芙美子 「晩菊」
...その得るところの月給は正味手取りの利益なり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...途中、仙右衛門が何と思ったか高札の棒にしがみついて離れようとしないのを、手取り足取り、散々に青竹で叩き離して追い立てて去る...
三好十郎 「斬られの仙太」
...つまり上元寺から此處まではこぶ手間賃が手取り千四百圓に化けるのさ...
室生犀星 「命」
...頃合いを計って樹上からばらりと投げたのは蜘蛛手取りの縄羂(なわわな)新九郎の頭からかぶせてグッと手繰(たぐ)ったので...
吉川英治 「剣難女難」
...手取り足取りして連れ去った――お通の身がなお...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
- 相撲力士の白川裕二郎さん: 純烈を2025年3月31日で卒業すると発表した。🎤
- アイドルの小池美由さん: 第1子男児を出産、家族写真を公開しました 👶
- サッカー選手の田中孝司さん: 元日本代表サッカー選手でU-20日本代表監督を務め、急性骨髄性白血病のため死去。70歳 ⚽
