「手取り」の意味
手に取ること
「手取り」の例文(場面別)
- ビジネス今月の手取り額は前月よりも増えました。
- 日常会話手取りでいくらもらえるかが気になるよね。
- ニュース政府は手取り所得を増やすための新たな政策を発表しました。
小説での「手取り」の使い方
...そして手取り早く巻帯を解くと素裸かになって...
有島武郎 「星座」
...手取り早く殺してしまうことは...
魯迅 井上紅梅訳 「狂人日記」
...あるいは吹き抜き廊下のせいだというはなはだ手取り早で少し疑わしい学説もある...
寺田寅彦 「天災と国防」
...最も手取り早く要領よく見透すことの出来るのは...
戸坂潤 「思想としての文学」
...もっとも体験といっても色々あるが、この頃使われるものは、歴史や社会の内部を遍歴する様な科学的な意義を持った体験(ディルタイなどに見られる)のことではなくて、矢張り、手取り早く、身体と結び付いた言葉通りの「体験」でなくてはいけないらしい...
戸坂潤 「読書法」
...それの最も著しいが併し結局はごく直接に手近かにある手取り早い一特徴に過ぎないのだ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...手取りにせんと追うて行く……三保谷(みほのや)が着たりける...
中里介山 「大菩薩峠」
...お秋を手取り足取り引離そうとしましたが...
野村胡堂 「十字架観音」
...年一杯で手取り三十五両と...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...手取り三十五両も入ったら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...手取りたつた二十八兩...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...手取り十四万円ほどで...
林芙美子 「浮雲」
...時としては旧領主を相手取りて出訴に及び...
福沢諭吉 「徳育如何」
...つまり上元寺から此處まではこぶ手間賃が手取り千四百圓に化けるのさ...
室生犀星 「命」
...――ひとりの娘を手取り足取り奥へ担ぎ込もうとするところだった...
山本周五郎 「お美津簪」
...上海でも相当の手取りですからね」「アハハハ...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...手取り足取りして行くあとから...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...手取り足取りして連れ去った――お通の身がなお...
吉川英治 「宮本武蔵」
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