...二人の使者が天子の手ずから書いた詔(みことのり)を持ってきたが...
田中貢太郎 「続黄梁」
...手ずから採った干薇(ほしわらび)...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...そして手ずから、恥ずかしがりながらも嬉しがってる子供の鼻をかんでやった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...いつぞや東妙和尚が手ずから刻んだお地蔵様であることも...
中里介山 「大菩薩峠」
...やがて手ずから一包みの衣類と...
中里介山 「大菩薩峠」
...それを流し元へ持って行って道庵が手ずから洗面にとりかかりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...手ずからこれを赦書にして大臣に返された...
穂積陳重 「法窓夜話」
...神のみが御手ずから造りたまいしものを奪(と)りたまえ」帰るみちすがらねむけが去ってしまった...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「海豹」
...夫人が手ずから馭していると...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「小フリイデマン氏」
...父が手ずから烙印(やきいん)をするのをじっと見ていて...
森鴎外 「山椒大夫」
...手ずから撈(すく)い捕(と)られたものばかりというのに...
柳田国男 「海上の道」
...診療が済むと件(くだん)の薬箱を取り寄せて手ずから調合...
山本笑月 「明治世相百話」
...自分が手ずから絞め殺して白骨にして除(の)けた筈の黛夫人で...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...手ずから三つの錦嚢(ふくろ)を授けた...
吉川英治 「三国志」
...手ずから張苞へ授けようとした...
吉川英治 「三国志」
...み手ずから賜わった香染(こうぞめ)の羅衣(うすもの)と...
吉川英治 「私本太平記」
...――大殿が手ずから切ったものだから...
吉川英治 「宮本武蔵」
...手ずから飲み残しの壜とコップとを持って立ち上った...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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