「所々」の意味
あちこち
「所々」の例文(場面別)
- 日常会話公園の所々に花が咲いていて、とてもきれいだった。
- ビジネス報告書の所々に誤字があったので、修正をお願いします。
- ニュース地震の影響で、道路の所々に亀裂が入っている。
小説での「所々」の使い方
...この水音高く流れる川に沿うて行くこと一、二マイルにして登りはいよいよ本式になり、急な坂かはてしなき石段かを登ると、所々、景色のいい所に小さな腰掛茶屋がある...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...足跡のついた泥地が洲のように所々高くなっているきりで...
伊藤野枝 「転機」
...所々に於て生虜らる...
太宰治 「右大臣実朝」
...相當に古い・既に形の崩れた・所々に汚點(しみ)の付いた・おまけに厭な匂のする・何の變哲も無いヘルメット帽である...
中島敦 「環礁」
...前の干渉の色に混ってこの種の反射の光も所々に見える...
中谷宇吉郎 「雑魚図譜」
...所々奔走してゐるけれども...
夏目漱石 「それから」
...所々が劇(はげ)しく光線を反射して余所(よそ)よりも際立(きわだ)ちて視線を襲うのは昔し象嵌(ぞうがん)のあった名残でもあろう...
夏目漱石 「幻影の盾」
...そしてその縄の所々へ結び目を穴に開けてこの穴へ女の頭を一つずつ入れておいて...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...所々に節穴さえ開いております...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...赤鉛筆の印が所々に付いて居るのです...
野村胡堂 「死の舞踏」
...墓(はか)の周(まは)りの要所々々(ようしよ/\)と思(おも)はれるところに...
濱田青陵 「博物館」
...畳は所々裏向けにしてあった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...所々(しょしょ)に善(ぜん)云(いわく)と低書(ていしょ)した註がある...
森鴎外 「渋江抽斎」
...それに紋が所々に附いている...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...奥州出羽の所々の峠には...
柳田国男 「雪国の春」
...詰りさういつたやうな要所々々の餘白に對して...
吉川英治 「折々の記」
...ひと筆とりいそぎ候ままにあらあらかしくねねどのへ所々...
吉川英治 「新書太閤記」
...所々の頭と頭が、何かささやき合っている...
吉川英治 「新書太閤記」
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