...誰(たれ)がために富嶽は年々荘厳なる白冠を戴くや...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...キリストと共に棘(いばら)の冕(かんむり)を冠(かむら)しめられて信者は彼と共に義の冕を戴くの特権に与かるのである...
内村鑑三 「聖書の読方」
...青木さんはもう自分がこれなりでこゝに置いて戴くものと極めてお出でになるやうで...
鈴木三重吉 「桑の実」
......
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...………どうでしょうか? 様子が知れたら大森の方へ来て戴くことは出来ないでしょうか?」「ええ...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...必ず御首を戴く者がござりましょう...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...日本魂の二合罎(マヽ)を戴く...
種田山頭火 「其中日記」
...そのお土産を戴く...
種田山頭火 「其中日記」
...神田區西神田一ノ二に事務所が設けられ會長には伯爵二荒芳徳氏を戴く事になつた...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...これはモウ頼みにならぬ幕府を戴く孤立の藩としてはやむをえぬ状態であったのだ...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...○帽子は既に述べしが如く洋服の形に従つて各(おのおの)戴くべきものあり...
永井荷風 「洋服論」
...単なる「冠を戴く頭」に変化さしてくれたのであります...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...またお人形を戴くまで生きていられないだろうと思います...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...お寿司を戴く...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...さう呼んで戴くと變にひゞきますの...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...貴人の頭上に宝冠を戴くごとく希有(けう)の動物の頭にかかる貴重物を授くと信じたからで...
南方熊楠 「十二支考」
...ローマ帝国は二分して東西各一君を戴く...
南方熊楠 「十二支考」
...イヤモー貴嬢が一々教えて下さらなければ三度の食事も戴く事が出来ません...
村井弦斎 「食道楽」
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