...その方向の上に截然たる對立を認めずにはゐられない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...そこには詩人の世界が截然(せつぜん)として創(つく)り上げられている...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...それを截然(せつぜん)と切り離して考えるということはむしろできがたいというのが本当なのです...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...昨日と今日との間には截然として一線が劃された...
種田山頭火 「其中日記」
...因襲的に二つの世界は截然(せつぜん)と切り分けられて来た...
寺田寅彦 「科学と文学」
...また漫画とそれ以外の絵画との間に截然(せつぜん)たる区劃線を引く事も容易ではない...
寺田寅彦 「漫画と科学」
...……こういうふうに全編を通じて見て行っても芭蕉と野坡の「音色」の著しいちがいはどこまでも截然(せつぜん)と読者の心耳に響いて明瞭(めいりょう)に聞き分けられるであろう...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...公私の生涯に截然たる分界あるが故に...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...ただこの截然(せつぜん)たる一苦痛を秒ごとに深く印(いん)し来(く)るばかりを能事とするように思われた...
夏目漱石 「思い出す事など」
...そう截然(せつぜん)と片っ方づけられるものじゃないと云う事であります...
夏目漱石 「創作家の態度」
...だからこの三作用を截然(せつぜん)と区別するのは全く便宜上(べんぎじょう)の抽象である...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...その実は截然(せつぜん)とこう云う区別はできんのであります...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...素朴実在論から我々を出来る限り截然と区別するためである...
三木清 「マルクス主義と唯物論」
...素朴實在論から我々を出來る限り截然と區別するためである...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...学問の生活と時務の要求とが截然(せつぜん)として二をなしている...
森鴎外 「渋江抽斎」
...道徳的とかいうふうに截然と区別してしまうことは正しくない...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...奈良時代と平安時代とを截然区別する心持ちがわれわれにある...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...宗教的情緒の領域と叙情詩の領域とが截然区別されるということは別に不思議なことではない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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