「戦き」の意味
震えること
小説での「戦き」の使い方
...戦きながらその言葉の威力の前に圧倒された...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...心の髄(ずい)からの戦きを...
江戸川乱歩 「火星の運河」
...その戦きはお君にとって怖ろしいものでなく...
中里介山 「大菩薩峠」
...私は飢ゑと寒さに戦きながら農家の二階でアンデルゼンの童話を読んだ...
原民喜 「死について」
...と妹は戦きながら語るのであった...
原民喜 「夏の花」
...と妹は戦きながら語るのであつた...
原民喜 「夏の花」
...すると舞台では半裸体の少女が寒さうに戦きながら踊ってゐるのに気づいて...
原民喜 「虹」
...だから王様をはぢめ、道徳家も、盗人も、無頼漢も、カルデヤの牧人が見出した夕べの星が輝き初(そ)むる時刻となると一勢に地にひれ伏して、彼女とミユーズの対面の光景、彼女に依つて告げられるところの己れの姿を想像して、戦き、怖れ、感謝して、永遠の幸福を祈りました...
牧野信一 「歌へる日まで」
...いつの間にか今は身を持つて体験してゐる怖ろしい廻り合せに戦きながらも...
牧野信一 「小川の流れ」
...これらの怖れに戦きつづけて...
牧野信一 「鬼の門」
...歩いても/\いさゝかな戦きの羽ばたきも浮ばなかつた...
牧野信一 「心象風景(続篇)」
...まるで疾走中に運転手が滑り落ちてしまつた機関車にでも乗つてゐるかのやうな怖ろしい不安に戦きながら...
牧野信一 「ダイアナの馬」
...「虚栄市」に戦き...
牧野信一 「読書と生活」
...また間違へる不安に戦き...
牧野信一 「ファティアの花鬘」
...軽い戦きを覚えたのである...
牧野信一 「山を越えて」
...監察官でもが姿を変へて現れたのではないかと戦き...
牧野信一 「幽霊の出る宮殿」
...自分も一本草のように戦きながらそれ等を聴き感じ子供は久しく立っていた...
宮本百合子 「雨と子供」
...大浪を打たせて責めかかって来る音に耳を澄ましつつ……ワナワナブルブルと戦きふるえていた...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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