...唯「日本の小説に最も欠けてゐるところは、此の構成する力、いろいろ入り組んだ筋を幾何学的に組み立てる才能にある」かどうか、その点は僕は無造作に谷崎氏の議論に賛することは出来ない...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...祠畔に銀杏の大木あり、十數幹簇生して、一樹を成す...
大町桂月 「小利根川の櫻」
...而して此(か)かる特質(理想)は今や甚(はなはだ)しき化醇の途次にありて未(いま)だ劃然たる定質を鋳成するに至らざるにはあらざるか...
綱島梁川 「国民性と文学」
...また人と人との関係を構成するものは...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...従って白色光を組成する各種の波のうちでも青や紫の波が赤や黄の波よりも多く散らされる...
寺田寅彦 「塵埃と光」
...であればこそ一対象をその諸要素から原子論に構成することは出来ず...
戸坂潤 「辞典」
...学内で一社会を形成するような特殊の組織を持ち...
豊島与志雄 「新たな世界主義」
...部分を完成する少し前に...
直木三十五 「ロボットとベッドの重量」
...その部分を構成する電子の運動範圍は微細であること明瞭である...
長岡半太郎 「原子核探求の思い出」
...環境が自己否定的に主体を形成する...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...大事を成すものでないから...
新渡戸稲造 「今世風の教育」
...想像が十分な観念を構成することは不可能である」という一般の意見の誤りが分かる...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...サイコロ振りの結果についての判断を構成する際に...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...高き家(や)に君とのぼれば春の国河遠白し朝の鐘鳴るこれも亦日本語の構成する音楽...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...彼の構成する世界はたしかに異常な世界である...
平林初之輔 「昭和四年の文壇の概観」
...既に社会を成すときは...
福沢諭吉 「日本男子論」
...角館の技として名を成すに至り...
柳宗悦 「樺細工の道」
...一篇を成すほどな「物語」をみなその「時代」と結んでいる...
吉川英治 「随筆 新平家」
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