「懸物」の意味
掛け物や飾り物
「懸物」の例文(場面別)
- 美術・工芸茶室の床の間には、季節に合わせた懸物が飾られていた。
- 商業施設店舗の入り口に目を引く懸物を設置し、集客効果を高めた。
- 宗教行事祭礼では神輿とともに様々な懸物が町中を練り歩いた。
小説での「懸物」の使い方
...我々は彼の高取陶器と懸物との蒐集を見て...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...懸物に絵をかいている子供(図769)...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...」主人の手に虚堂の懸物を見た二人は...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...懸物は流れるように床の間にかけられた...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...「今度権現様より御拝領になりました虚堂の御懸物は...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...飽かずその懸物に見入りたかった...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...置時計、銅像、懸物、活花(いけばな)、ことごとくが寒々として見えるから妙である...
寺田寅彦 「新年雑俎」
...懸物(かけもの)でも額でもすぐ人の眼につくような...
夏目漱石 「永日小品」
...この懸物(かけもの)は方一尺ほどの絹地で...
夏目漱石 「永日小品」
...そろそろと懸物を巻いて...
夏目漱石 「永日小品」
...懸物に払うものがなかったのだそうである...
夏目漱石 「永日小品」
...売り払った懸物が気にかかるから...
夏目漱石 「永日小品」
...そうして懸物(かけもの)の前に独(ひと)り蹲踞(うずく)まって...
夏目漱石 「思い出す事など」
...床の間の懸物を鏡と取り換へたり...
牧野信一 「或る五月の朝の話」
...一幄の懸物がかゝつてゐた...
牧野信一 「推賞寸言」
...あの不二と書いてある大文字の懸物(かけもの)を枕もとにかけてくれ」と言いつけておいた...
森鴎外 「阿部一族」
...懸物(かけもの)もまた故人が戦陣のひまにはよく画いていたといわれる尊氏自筆の地蔵絵であった...
吉川英治 「私本太平記」
...床(とこ)のお懸物(かけもの)を拝すにつけ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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