...出懸けるなら一緒に出懸けないか?』『何有(なあに)...
石川啄木 「札幌」
...出懸ける訳にもいかず...
石川啄木 「鳥影」
...出懸ける時に甲田の卓(つくゑ)の前へ来て...
石川啄木 「葉書」
...土地払下案をここ三日ほど市会に懸けるのを猶予してやれませんか」なんだ...
海野十三 「深夜の市長」
...どうしても人夫がないから自身で出懸けるといい出した...
高頭仁兵衛 「平ヶ岳登攀記」
...近頃隣家では毎日朝も晩も蓄音器を懸けるので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...その若いロシア人達も始めは気にでも懸けるやうに私達の舟から上つて行くのを立留つて見てゐたりしましたが...
田山録弥 「一少女」
...暇を拵へては釣竿擔いで出懸ける同僚もあるんだが...
長塚節 「教師」
...娘は自在鍵を一尺ばかり下げて鍋を懸ける...
長塚節 「佐渡が島」
...即ち肚据えて十分に出来ることだけをするやうに心懸けるに如くまい...
中原中也 「近頃芸術の不振を論ず」
...夫子(ふうし)自身がぬすっとうに成っても追い懸けるつもりと見えて...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...十二三分休んで出懸けると...
沼井鐵太郎 「黒岩山を探る」
...お勢の親を麁末(そまつ)にするのまでを文三の罪にして難題を言懸ける...
二葉亭四迷 「浮雲」
...頗(すこぶ)る智慧(ちま)才覚が有ッてまた能(よ)く智慧才覚を鼻に懸ける...
二葉亭四迷 「浮雲」
...鍋(なべ)を懸けるやら...
二葉亭四迷 「浮雲」
...殆んど私が出懸ける間際まで階下に私と一緒にゐた...
二葉亭四迷 「嫉妬する夫の手記」
...格子戸に手を懸けるといつしよに稍武張つた音声で...
牧野信一 「奇友往来」
...家中の衆議に懸けるまでもなく申し渡したのであった...
吉川英治 「新書太閤記」
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