...彼は懶惰だから、いつも仕事を遅らせてしまう...
...勉強せずに懶惰に過ごすのは損だと思う...
...懶惰な生活を送っていると、健康にも悪い影響がある...
...懶惰な人生はつまらないと思う...
...社会人として、懶惰な態度は避けたい...
...無學にして懶惰なる余は...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...懶惰(らんだ)で...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...そしてそれを発明したのは小心者の癖に懶惰者(なまけもの)である「教育者」といふ階級である...
薄田泣菫 「茶話」
...わたしは獸(けだもの)のやうに靴をひきずりあるいは悲しげなる部落をたづねてだらしもなく懶惰(らんだ)のおそろしい夢におぼれた...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...さうして砂原へ天幕(てんと)を張り懶惰(らんだ)な日にやけた手足をのばしてやくざな人足どもと賭博(ばくち)をやらう...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...懶惰最も極めたり...
萩原朔太郎 「氷島」
...懶惰のゆえである...
久生十蘭 「金狼」
...一言にしていえば、男性としての無分別な本性が――野卑で、鈍重で、家事の切盛りにも精神的な確信にも向かない、懶惰で、しかも間断なき猜疑と永遠の恐怖に充たされた本性が、万事にそれと窺われるのであった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...その学者は決して懶惰(らんだ)無為(むい)に日月(じつげつ)を消する者に非ず...
福沢諭吉 「学問の独立」
...――私は、おそらく幼年時分からの習慣通りに、週期的に襲はれるモノマニアが嵩じて、いつもの神経衰弱にかゝつてゐたに相違ない、眼に映る様々な物象が己れの悪い心境にのみ関聯して、悉くが否定と「あやふや」と、懶惰と、白つぽい怖ろしさとの奈落に沈んで行くのが常だつた...
牧野信一 「毒気」
...然るに極めて懶惰無頼なる市井の一文人たる私は明治初世の持凶器強盗清水定吉がのちにその情人たりし五分珠のお藤との最初の出会の舞台面としてのみ...
正岡容 「山の手歳事記」
...その蛙は貪慾、蛇は嫉妬、山羊は不貞、獅は瞋恚、孔雀は虚傲、亀は懶惰、豕は大食を表わす(『ノーツ・エンド・キーリス』九輯六巻一三六頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...然し一日も休まぬといふことを何よりの誇りとしてゐる仲間の方では恐らく彼のやうな怠け者の姿をよしや見附けたところで見ぬふりして過ぎた筈(はず)である――彼の顔面は懶惰(らんだ)の羞恥(しうち)で堅くなつてゐた...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...懶惰(らんだ)の暇(いとま)はない...
柳宗悦 「民藝四十年」
...吾輩の懶惰(らんだ)をよく醒(さ)ましてくれた...
吉川英治 「三国志」
...菲才にして懶惰(らんだ)...
吉川英治 「親鸞」
...またですか」上層の驚かないのと、彼等の驚かないのとは、質はちがうが、いずれにしても、京都のもっている爛熟(らんじゅく)、懶惰(らんだ)、軽佻(けいちょう)の空気はすこしも革(あらた)まらない...
吉川英治 「源頼朝」
...懶惰(らんだ)にぶらぶらしている身が...
吉川英治 「宮本武蔵」
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