...懈(だる)さうに炉辺(ろばた)から立つて来て...
石川啄木 「刑余の叔父」
...岩角に懈怠(けたい)よろぼひ...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...岩角に懈怠(けたい)よろぼひ...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...常の如く嵯峨の奧に朝夕の行(ぎやう)を懈らざりしが...
高山樗牛 「瀧口入道」
...十九日、丙申、京都の大番、懈緩の国々の事、之を尋ね聞召さるるの後に就いて、今日其沙汰有り、向後に於ては、一ヶ月も故無くして不参せしめば、三ヶ月懃め加ふ可きの由、諸国の守護人等に仰せらる、義盛、義村、盛時之を奉行す...
太宰治 「右大臣実朝」
...あるは他に諸軍の懈怠...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...一人も懈怠の故に戰を避けむとはせず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...お国は懈(だる)そうに...
徳田秋声 「新世帯」
...頭脳(あたま)が懈くなって来ると...
徳田秋声 「黴」
...体が気懈(けだる)く頭心も痛かった...
徳田秋声 「縮図」
...長いあいだの勤めよりも懈(だる)く苦しかった...
徳田秋声 「爛」
...体に堪えがたい気懈(けだる)さを覚えたが...
徳田秋声 「爛」
...病中猶年々草花を種まき日々水を灌(そそ)ぐ事を懈(おこた)らざりき...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...夫の留守中何事も懈(おこた)りがちなりければ...
宮崎湖処子 「空屋」
...私は懈(だる)い毎日を二階に送っていたが...
室生犀星 「音楽時計」
...細かに編んだ竹の籠(かご)に入れたのを懈(だる)げに持って...
森鴎外 「雁」
......
横瀬夜雨 「花守」
...丞相の懈怠(けたい)なりなどとは思いも寄りませぬ」「……よくいうてくれた」孔明も涙をながし...
吉川英治 「三国志」
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