...既に女の夜遊びを懇々戒(いまし)めて置いた言葉を破つたのを憤り切つてゐたので...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...岡倉さんに呼出されて懇々説諭されて漸(ようや)く引受けたらしい...
高村光太郎 「回想録」
...父の死ぬ時には懇々私の輔佐(ほさ)を頼まれ老いてもなお矍鑠(かくしゃく)として銀行の業務一切を取り仕切っているこの老人に向っては...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...懇々そなたの行末をお頼みになった...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...父親は懇々として説いた...
田山花袋 「蒲団」
...支那の不心得を懇々と説いたと新聞は報道している...
戸坂潤 「社会時評」
...あとで詫びに来たら懇々と説諭してやるつもりでいたところ...
豊島与志雄 「三つの悲憤」
...これも懇々(こんこん)とさとされて引下ったことがある」「なるほど」「そうかと思えば...
中里介山 「大菩薩峠」
...それを、また道庵は、いつもの短気にも似合わず、長いことかかって、懇々と説諭して、再び米友をして荷を取って肩にかけ、槍をついて出で立たしむる...
中里介山 「大菩薩峠」
...老人らが懇々(こんこん)と吾人(ごじん)に身の治(おさ)め方について説いてくれるときでも...
新渡戸稲造 「自警録」
...旦那様からも懇々のお頼みで」下男は縁側に手を突いて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...館主自ら車を飛ばして桂舟を訪ひ頭を下げ辞を卑(ひく)うし再三繰返して懇々に頼み居たる事あり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...九真偽(しんぎ)のほどは分らないが、生兵法(なまびょうほう)の秀忠が、夜ごと、城外へ出て、黒衣覆面し、無辜(むこ)の往来人を辻斬して、ひそかに楽しむというのを聞き、忠明が、わざと彼の徘徊(はいかい)する濠端に夜行し、その斬って出(いず)るや、児戯(じぎ)をあしらう如く脚下にねじ伏せ、懇々、これを懲(こら)して放したというような話すら遺(のこ)っているほどである...
吉川英治 「剣の四君子」
...母に懇々(こんこん)と何か諭(さと)されていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...父上から懇々(こんこん)いわれましたので...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...そして、お菊ちゃんへ、懇々と礼をのべ、また、しばらくの別れを惜しみあうのだった...
吉川英治 「松のや露八」
...禅尼から懇々(こんこん)と...
吉川英治 「源頼朝」
...それからも沢庵がむかしの友達に返って、懇々と、彼女のさしてゆく人生の危険であることと、女性の幸福がそこばかりにないことを説くのであったが、お通の今の心をうごかすには足らなかった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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