...逆俗等ありて数奇不遇不幸惨憺の境界に誘(いざな)ふに足る源因なかるべからず...
石橋忍月 「罪過論」
...其心、夜に似て暗憺、いひしらず、汚れにたれど、また一種の美、たとへば、濁江の底なる眼、哀憐悔恨の凄光を放つが如きもの無きにしもあらず...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...苦辛惨憺する現状を見るものは誰でも気の毒になって催促し兼ねたそうだ...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...惨憺の荒野となった処もあれば...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...途中で日が没して雨でも降って来るとすこぶる惨憺(さんたん)を極めねばならない...
高頭仁兵衛 「平ヶ岳登攀記」
...また三陸の海嘯各府縣の洪水は實に慘憺たる有樣でございますが...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...道庵はそれがために苦心惨憺しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...見る眼も惨憺(さんたん)たる有様でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...掛布團の慘憺(さんたん)たる有樣など...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...砂礫(されき)のごとき人生かな!われ既に勇氣おとろへ暗憺として長(とこし)なへに生きるに倦みたり...
萩原朔太郎 「氷島」
...暗憺として錨をおろしみな重砲の城の如く無言に沈鬱して見ゆるかな...
萩原朔太郎 「氷島」
...何処をひらいて見ても惨憺としてゐた...
牧野信一 「病状」
...苦辛惨憺を重ねた結果...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...惨憺(さんたん)だ...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...暗憺(あんたん)たる家のなかで...
吉川英治 「神州天馬侠」
...惨憺(さんたん)たる逆境を今――いかに切り抜けるかに一人苦しんでいたのが...
吉川英治 「新書太閤記」
...惨憺(さんたん)たるすがたをもち...
吉川英治 「新書太閤記」
...惨憺たる苦労をしたもののようである...
吉川英治 「平の将門」
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