「憮然」の意味
失望・落胆してどうすることもできないでいるさま
「憮然」の例文(場面別)
- 日常会話彼は突然のニュースに憮然とした表情を浮かべた。
- 文学作品主人公は、敵の裏切りに憮然として立ち尽くした。
- ビジネス社長は、プロジェクトの失敗報告に憮然とした態度を示した。
小説での「憮然」の使い方
...……老人は憮然(ぶぜん)として...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...われ等は憮然として...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...」憮然と部屋の隅につつ立つてゐた青年は...
太宰治 「火の鳥」
...影が薄くなったろう」私は憮然(ぶぜん)として痩(や)せた両頬を撫でて見た...
近松秋江 「うつり香」
...このうえ押すことはできなくなって憮然(ぶぜん)としていると...
中里介山 「大菩薩峠」
...憮然(ぶぜん)としてそれに従う...
中里介山 「大菩薩峠」
...何か好い口は見付(めっ)かりましたか」正直な敬太郎は憮然(ぶぜん)としてありのままを答えた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...「僕は知ってますよ」ウージェーヌは憮然として答えた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...関税だけでも二万三千円もとられましたのに……(泣き声になる)芦田――(憮然(ぶぜん)として)何ともお気の毒ですが...
平林初之輔 「探偵戯曲 仮面の男」
...船長」船長が憮然(ぶぜん)としてバラドスに向き直ると...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...領主のビンセント卿だけが椅子に憮然(ぶぜん)と座っていた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...決してそれは憮然たる感慨ではなくつて...
牧野信一 「風流旅行」
...憮然たること久しかつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...おれは憮然(ぶぜん)としたような感じで...
山本周五郎 「陽気な客」
...憮然(ぶぜん)とした...
吉川英治 「私本太平記」
...もう二度と見る勇気も別れの惜しみもないようにその手を憮然(ぶぜん)と胸に拱(く)んでしまった...
吉川英治 「私本太平記」
...お互いに憮然(ぶぜん)として...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...左馬頭義朝(さまのかみよしとも)は、憮然と、諦めの声をもらした...
吉川英治 「源頼朝」
便利!手書き漢字入力検索
