...十分ごと位に休憩してゆっくり登った...
梅崎春生 「八ガ岳に追いかえされる」
...あの古道具屋が休憩所みたいになってしまったのだから...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...梅雨晴(つゆばれ)の波こまやかに門司(もじ)ヶ関(せき)六月十六日 山陽ホテルに少憩...
高浜虚子 「六百句」
...ゆっくり、長屋で休憩して、よく考えてみるがよい...
直木三十五 「南国太平記」
...床几(しょうぎ)に憩(いこ)ふ人々面白げに大道(だいどう)芸人が子供集めて長き竹竿(たけざお)の先に盥(たらい)廻しゐるさまを打眺めたり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...野を渉(わた)り憩ひなき白き天使のみえ来ずやあはれわれ死なんと欲す...
中原中也 「山羊の歌」
...それと知(し)れば俄(にはか)に肩(かた)すぼめられて見(み)る人(ひと)なければ遽(あはたゞ)しく片蔭(かたかげ)のある薄暗(うすくら)がりに車(くるま)も我(われ)も寄(よ)せて憩(いこ)ひつ...
樋口一葉 「別れ霜」
...休憩の間に、彼は去年の湖畔で會つたお孃さんをちらりと見たやうに思つた...
堀辰雄 「顏」
...女王の親友たちが金色の休憩室で夕食を摂っていた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...G峠に着くと馬車は長い休憩をした...
牧野信一 「山を越えて」
...奥へ蚊帳吊って憩(やす)ませる...
正岡容 「我が圓朝研究」
...諸河内の出合で小憩してパンを噛った(一〇・一〇〜・四〇)...
松濤明 「春の遠山入り」
...最後の憩ひに就く時が...
三好達治 「艸千里」
...去つて茶店に憩へば...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...過憩驛亭相見(すぎてえきていにいこひあひまみゆ)...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...中央の休憩所には寿司(すし)...
山本笑月 「明治世相百話」
...彼は毎日正午の休憩時間になると...
夢野久作 「老巡査」
...ここに少憩してささやかな別宴をひらき...
吉川英治 「三国志」
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